夏の転職 持ち物&服装ガイド—印象が変わる“あのアイテム”も!
転職活動の面接、準備は万端ですか?
履歴書や職務経歴書はもちろんですが、実は“印象”を左右する持ち物や服装があることをご存じでしょうか。特に夏の面接では、身だしなみや清潔感が評価に影響することも。
この記事では、面接で持っていくべき定番アイテムから、夏ならではの盲点アイテム、そして「クールビズOK」と言われたときの服装の注意点まで、転職のプロが教える「面接の持ち物&服装完全ガイド」をお届けします。
•面接の基本持ち物チェックリスト:忘れがちな“あのアイテム”も!
•面接時必携!定番アイテムリスト
•夏の面接は“清潔感”がカギ!持っておきたい身だしなみグッズ
•夏の面接にプラス!おすすめアイテム
•クールビズOKでも油断禁物!ジャケットはどうする?
•準備の細やかさが、あなたの印象をつくる
面接の基本持ち物チェックリスト:忘れがちな“あのアイテム”も!
多くの面接では指定の持ち物について事前に連絡があります。これさえ忘れなければ大丈夫……と思いがちですが、実はこれらは必要最低限。
家を出て、面接会場へ向かうまでをイメージすると分かりやすいですが、面接に必要な持ち物は実際、履歴書や職務経歴書だけではありません。以下のアイテムは、面接官とのやりとりやトラブル時の対応にも役立ちます。
「もしも」までを想定した以下のアイテムで、トラブル時でも慌てずに対応できる心構えを準備しましょう。
面接時必携!定番アイテムリスト
面接時必携!定番アイテムリスト
持ち物
ポイント
A4サイズの書類が入るバッグ
企業から資料を渡されることもあるため、折らずに収納できるサイズが安心。バッグは服装と合わせて、TPOにふさわしいものを選びましょう。
応募書類のコピー(履歴書・職務経歴書)
面接では提出書類の内容をもとに質問されることが多いため、事前に読み返せるようコピーを持参。原本の提出が必要な場合もあるので、両方準備を。
応募企業の求人情報・会社案内
企業が求める人物像や待遇などを直前に確認できると安心。紙でもスマホでもOKですが、すぐ見返せるようにしておきましょう。
筆記用具(メモ帳・ペン)
アンケート記入やメモが必要な場面も。スマホでのメモが難しい場合もあるため、紙のメモ帳とペンは必須です。
連絡先メモ(採用担当者の名前・電話番号)
交通トラブルなどの緊急時に備えて、すぐ確認できるよう画面キャプチャやメモを用意しておきましょう。
モバイルバッテリー
スマホの電池切れは連絡手段を失うことに。面接会場までのナビや連絡にも使うため、充電対策は必須です。
夏の面接は“清潔感”がカギ!持っておきたい身だしなみグッズ
夏の面接では、汗やにおい対策が印象を左右することも。
採用面接というのは、単なるスキル確認の場ではなく、「この人と一緒に働くことになるかもしれない」という“顔合わせ”の場でもあります。
清潔感や身だしなみは、信頼感につながる重要な要素。“ビジネススキルの一部”として評価されることを念頭に置いておくことが大切です。
もちろん、真夏の暑さの中でスーツを着て移動すれば、汗をかくのは当然のこと。企業側もその点は理解しています。ただし、「暑い中でもTPOに合わせた身だしなみができるかどうか」は、社会人としての基本的な配慮として見られることもあります。
そこで、夏の面接で特におすすめしたい身だしなみグッズがこちら。
夏の面接にプラス!おすすめアイテム
夏の面接にプラス!おすすめアイテム
持ち物
ポイント
手鏡
髪型やメイクの乱れのチェック用に準備をしておくと安心です。
汗拭きシート・消臭スプレー
匂い・汗による印象ダウンを防ぐのはもちろん、面接前のリフレッシュ効果も。さっぱりした気分で臨みましょう。
ハンカチ・ティッシュ
汗を拭いたり身だしなみを整えるだけでなく、ちょっとしたアクシデントも防止。持参した飲み物の結露で書類を濡らしてしまった……ということの無いように、ペットボトルにはハンカチを巻いておくなど一工夫。
また、面接会場には少し早めに到着して、汗が引くまでの時間を確保するのもポイントです。
「自信を持って面接に臨む」ための準備として、こうしたアイテムを活用しましょう。
クールビズOKでも油断禁物!ジャケットはどうする?
夏の面接では、「クールビズでお越しください」と案内されることもあります。その場合、ノーネクタイでも問題ありませんが、面接の冒頭で「クールビズで失礼いたします」と一言添えると、より好印象です。
服装については、企業から特に「半袖シャツOK」との指示がない限り、長袖シャツを着用しておくのが安心。ジャケットの袖口からシャツが少し見えるのがビジネスマナーとして一般的とされています。面接時に「ジャケットは脱いでも構いません」と言われることもあるため、脱いだ時の印象としても、きちんと感を演出できる長袖シャツを選ぶのがベター。
ジャケットの着用自体を迷う季節ではありますが、面接というシチュエーションを考えると着用前提で準備しておくのが無難です。もちろん、暑い移動中は脱いでいてOK。面接会場のオフィスに入る時に着用すれば、失礼にあたりません。
また、汗染みが目立ちにくい素材の服を選ぶ、移動の間は日傘やネッククーラーなどの厚さ対策グッズを駆使する、早めに到着して汗が引くまで待つ……など、少しの工夫で清潔感をキープできます。服装も持ち物の一部と考えて、準備しておきましょう。
準備の細やかさが、あなたの印象をつくる
面接は、あなたの人柄やスキルを伝える大切な場。
せっかくスキルや経験があるのに、「持ち物や身だしなみの準備不足」で余裕がない・準備が甘い印象を与えたり、不採用になったりしてしまうのはもったいないことです。また、細やかな準備をしておくことで不安要素が減り、自信をもって面接に臨め、同じ内容を話すでも印象がぐんとポジティブに変わることも。
この記事を参考に、面接当日は自信を持って臨んでくださいね。
文・マイナビ転職編集部