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磯釣り大好き女性釣り師の忘れられないGW釣行は【50cm級ビッグイサキをキャッチ】

TSURINEWS

イサキ(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

自宅のリビングに飾っている魚拓の中で、正面に据えているのは2021年の5月に釣り上げた47.5センチ、1750gのよく肥えたビックイサキです。私のイサキの自己新記録サイズですね?魚拓は普段もよく見える位置にあり、あの日の感動が昨日のことのように感じられます。

大分県米水津の横島3番に釣行

ちょうど3年前の5月8日、釣り仲間7人と親交を深める目的で、大分県・米水津の「横島3番」というみんなで釣りができる当番瀬を予約しました。

渡船は「政進丸」さんにお世話になりました。横島3番は魚影が濃く、横島サイズと言われる30~35センチのクロの数釣りに加えて、引きの強いオナガグレとも出会える場所でもあります。釣り場は広いのですが、岩の起伏がかなりあり、斜面になっている箇所もあるので慎重に移動を要する磯場でもあります。

お世話になった政進丸(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

仲間に40cmイサキが掛かる

この日、私は横島4番側の釣座に谷本さんと並んでの竿出しとなりました。朝いちばんの「朝マヅメ」では、際や竿1~2本先の距離を狙ってみましたがあいにく魚の反応は乏しかったです。撒き餌が効いてきたであろう、8時くらいに、谷本さんの竿が綺麗な弧を描いています。

魚は足元の瀬に突っ込みながらも、最後はゆっくりと浮いてきました。魚の正体は…40cm弱のオナガグレでした。その後すぐに、またも谷本さんの竿が曲がりました。力強いやりとりの元、スーッと海面に現れたのは40cmサイズの良型イサキです。

横島4番で竿出し(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

イサキ狙いに変更し大物がヒット

美味しそうなイサキを目の前に「よしっ、GWのこの時期から期待が持てるイサキを狙ってみよう!!」という気持ちがふつふつと込みあがってきます。ウキは潮をよく掴んでくれる釣研の「スーパーエキスパートUEの0c」。直結部分にはG5のガン玉を装着しました。遠投をして、目視でウキの状態を確認します。

ゆっくりと馴染んだ頃に手元のラインがびっくりするほどはじけ飛びました!!ラインはどんどん手元から魚の走るスピードにより、出ていきます。アワセを入れる暇もない、魚が主導権を握っている状態です。私は慌てて竿をおこし、魚を引き寄せにかかります。何度も何度もリールを巻きとっていきますが、かなりの重量感なのです。やっとの思いで浮かせると…クロでないことは分かります。

強い引きの魚がヒット(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

50cm弱のイサキがヒット

細長い魚体・・?そう、サイズの大きさにびっくりして、これがイサキなのか!!と。自分でも信じられませんでした。周りの皆さんも大変な驚きようで、磯場は一気に大賑わいとなりました♪私はいかついイサキ、かっこいいイサキの姿にうっとりでした。

うれしいばかりで、私はそのイサキをライブウェルの中で活かして時間を見つけて何度も眺めに行きました。40オーバーのイサキが釣れるだけで心が躍るのに、まさかのサイズの、一生もののイサキ!!こんな大きなイサキは最初で最後でないかと、幸福感で充ち溢れましたね。

ジャンボイサキが登場(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

今年もGWはイサキ狙い

お昼は、みんなでソーメンを食べました。暑さが増す時期にさっぱりとした食事は喉も潤います。加えて釣り仲間からスイカも!!釣りの話題も大いに盛り上がりました。

磯で食べたソーメンも思い出に(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

帰宅してからは、釣具のえびすやさんで待望の魚拓を直ぐにとってもらいました。そして、大切に大切に食しました。墨塗りでない側は皮付きで炙りを堪能しました。びっくりするほどの脂のノリでした。あれから…こんなビックなイサキとは出会えていません。記録更新できる日は来るのかな!!毎年GWから、私のイサキ狙いはスタートします♪

身は脂ノリノリ(提供:TSURINEWSライター・藤本みどり)

<藤本みどり/TSURINEWSライター>

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