相模川でのルアーアユ釣り(アユイング)で18cm頭に鮎11尾 2時間の釣行で手中
6月5日(水)、神奈川県を流れる相模川の昭和橋下流へアユのルアー釣りに行って来た。
相模川でルアーアユ釣り
6月1日の解禁日は前日の雨で心配したが、水位はやや高いものの天気はよく、いい解禁日だった。休みの都合上解禁日の釣行はできなかったが釣果情報は集めていた。
昭和橋より上流のトモ釣りエリアでは、午前中で26尾の人や、5~16尾の釣果を聞いた。昭和橋下流からの鮎ルアー可能エリアでは、午前中で4~8尾ほどの釣果が多かった。
解禁日以降はさらに水位が高い日が続いた。釣りをした人の話では、解禁日にはあまり聞かなかったサイズの15~19cmの交じっていた様子。水位が高くなったことで、動いていなかった放流アユが動いたのかな?と思っていた。そんな期待感のなか、5日が私のアユ解禁日となったのだ。
開始10分でヒット
準備を済ませて9時5分に川に入る。水温は18.4度、水量は43tで通常の相模川だと23~30tほどのことが多いので高めの水位。私は神奈川県のHP『かながわの水がめ』でその日の水量を確認している。
水色は薄濁りだった。当日のタックルは舞香S96M-solidにルビアスLT2500XH、ラインは鮎ルアーAMSフロロカーボンライン4lbを使用。アユイングミノー94SFとスティング3本イカリ7号で開始。
水位が高いので岸際に近い場所に立って釣りをする。手前のほうの流れが弱めの場所にもアユがいるので、そこも狙うためでもある。
ルアーをクロスに軽くキャストしてドリフトで広範囲を探る。数キャストして反応をみるが、水量のせいでルアーが思っているタナより上を通過している感じ。
そこで1.2gのオモリを付けてさらに数キャスト。ルアーが瀬の脇を上り始めた瞬間にコンッという感じから竿に負荷が掛かる。今シーズン初アユは10cmほどだったがアユシーズンが始まったなぁと実感する。
開始10分で釣れて幸先のいいスタート。少しずつキャストポイントをずらして通るコースを変えながら狙っていると、今度は竿に負荷が微妙にかかり若干重くなる。?と思い寄せてくると6cmほどの本命。
18cm頭に楽しめた
次に少し流れの強く水深のあるポイントを攻めるため、オモリを1.8gに変更。瀬の少し奥にクロスにキャストし、一気に潜らせてドリフトさせる。瀬の中心から手前に抜けてくる時にゴゴンっとアタった。私は梅雨明けが少し過ぎるまではアユの身が柔らかいので、ドラグをかなり緩めに設定している。そのため少しドラグ音が鳴る。ややサイズがいいことを確信して、岸際に寄せながら取り込もうとするが、手前で抵抗して走る。この瞬間のやりとりも楽しい。
取り込んだのは18.5cmと、この時期としてはなかなかのサイズ。再度同じコースを狙うと、同じポイントでガツンとアタる。感じからすると同サイズはありそう。慎重に寄せると抵抗してグーッと竿を絞っていく。その瞬間グンッとさらなる負荷とともにドラグがなり、ラインが出されていく。竿を寝かせ絞って耐えるが、フッと軽くなった。たぶん掛かったアユに、コイか何かが食らいついたのだろう。
その後、オモリやポイントをかえて2時間で11尾の釣果。18cm前後が3尾、10~15cmが4尾、10cm以下が4尾だった。
今年の相模川は遡上が少なめと聞いて心配していたが、十分に楽しめそうだと期待の持てる釣行となった。
<週刊つりニュース関東版 平賀精一/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年6月21日号に掲載された記事を再編集したものになります。