【和歌山市】「純喫茶リエール」美しい庭園とワッフルを楽しむ贅沢時間
和歌山市の観光地・和歌浦にある古民家喫茶「純喫茶リエール」。第2代農林大臣・岡崎邦輔の別荘を改装して作られた同店は、こだわりの食材と製法で作り上げたサクサクのワッフルが名物。美しい日本庭園を眺めながら絶品ワッフルを味わう贅沢なひとときを満喫して。
明治時代の面影を残す
和歌浦の古民家喫茶店
万葉集にも詠まれるほどの名勝地・和歌浦の地に店を構える「純喫茶リエール」。同店は陸奥宗光の従兄弟で第2代農林大臣・岡崎邦輔の別荘「雲山萬化荘」を改装し、当時の趣は残しながら喫茶店として生まれ変わりました。
そのロケーションの良さと同店名物のワッフルを味わいたいと、土日は県外から訪れる人も多い人気のお店です。
明治時代から受け継がれてきた築130年以上の古民家は、広々とした造りでゆったりとくつろげます。
特筆すべきは、一面ガラス張りの窓から見える見事な日本庭園。
取材時は雨が降っていて、松の枝から雨粒が滴り落ちる様子がまた風情を感じさせていました。
こだわりの食材で作る
サクサク食感の絶品ワッフル
湯浅醬油のみたらしワッフル(1690円)
ワッフルの生地に使われる卵や小麦粉、バターなど、使用する食材には一切妥協がありません。作り置きはせず、直前にメレンゲを合わせることでサクサク食感のワッフルが楽しめます。名前の通り、湯浅醤油を使ったみたらしソースは深みのある味わいで、生クリームやワッフルと相性抜群。
ワッフルは軽やかな食感で、ご飯の後でもペロッと食べられちゃいます。
生クリームの上に添えられているのは、和歌浦の名菓・和歌浦せんべい。「和歌山のおいしいものを県外の人にも知ってほしい」という思いから、できる限り和歌山県産の食材を使用するようにしているそうです。
どれにしようか悩んでしまうほどワッフルメニューが充実。
14時までは和歌山名物の茶粥が味わえる定食など、モーニングもいただけます。
美しい庭園を眺めながら
ワッフルを味わう贅沢時間を
「ぜひ庭園を眺めながら、焼きたてのワッフルを味わっていただきたいです」と語るのは、オーナーの林真由美さん。長く愛される場所でありたいと、毎週花を生け替え、建物のすみずみまで丁寧に手入れを重ねる——そんな細やかな心配りが、同店ならではの心地よい空気を作り出しています。
歴史的価値がある古民家という抜群のロケーションで、こだわりのワッフルを味わう。非日常の中でゆったりとした時の流れを噛みしめて。
名称
純喫茶リエール
所在地
和歌山県和歌山市和歌浦中3-5-5
電話番号
073-499-8698
営業時間
10:00~16:00
定休日
火曜
駐車場
あり
web
https://junkissalierre.com/
@junkissalierre
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