ユルの社会見学! “ぱんつ”を見て気付いたある違和感の正体とは?──2026年春アニメ『黄泉のツガイ』第9話「抱擁と囁き」を振り返ろう! 第10話「手長と足長」の見どころもお届けします!
月刊「少年ガンガン」で大好評連載中の幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』。『鋼の錬金術師』や『銀の匙』などで知られる荒川弘先生の最新作で、シリーズ累計600万部を突破。そんな本作のアニメの放送が2026年4月から放送中です。
“夜と昼を別つ双子”の兄・ユルと妹・アサを中心に、妖怪のような、幽霊のような、“ツガイ”と呼ばれる「ふたつでひとつの対なる存在」を使役するツガイ使いたちの戦いが描かれる、日本を舞台にしたバトルファンタジー漫画です。
本稿では、各話の内容や注目シーン、話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともに振り返っていきます。今回は第9話「抱擁と囁き(ウィスパーとエンブレイス)」。
影森家での朝食後、デラとともに帰路についたユル。その心境を察したデラはユルを都心観光へと連れ出します。初めて見るものだらけの都会に驚きっぱなしのユル。そんな中、自身を尾行する何者かの存在に気が付きます。
※本稿には第9話のネタバレ要素が含まれます。
現代文明に驚くユル──“ぱんつ”を見て気付いたこととは?
両親の失踪、妹・アサと「解」のこと、東村の意図……様々なことが明らかとなり、複雑な心境を抱えるユル。その心境を察した様子のデラは、「せっかく都心に来たから」とユルを都心観光へと連れ出しました。
初めて乗る船、初めての自動改札機、初めての電車……見るもの聞くもの触るもの全てが初めてづくしで、驚きっぱなしのユル。400年ぶりの下界である左右様もそれは同じで、右さんは終始笑顔で大はしゃぎ、左さんも目を丸くしていました。
途中、矢が欲しいと話すユルのため、デラが向かったのはホームセンター。ユルは品数の多さに驚愕しながらも、矢の材料を買い集めていきます。
さらに、衣料品店で服も買っておくことに。そこでユルが気付いたのは、過去に何度か自分を襲ってきた山賊に感じていた違和感のこと。
ユルは父の教えを守り、殺気を持って襲ってきた山賊たちを全て始末していましたが、その度に違和感を感じていたと言います。その違和感の正体は身なりの小ぎれいさ。東村の大人たちにあるような山暮らし特有の手の汚れがその山賊たちにはなかったのです。
そしてその山賊の1人が、衣料品店で売られている“ぱんつ”を身に着けていたことから、彼らが下界の人間であり、自分を殺すために山に入ってきていたのだと感づいたのです。
左右様は東村の差し金の可能性を口にしましたが、まだそうと決まったわけじゃない、とユル。まだ故郷を信じたい気持ちがあるのでしょう。しかし、全面的に信用もできない、と冷静さも失っていません。
少しずつ絞られる敵の正体。主導権を握るべく、ユルはどんな手を打つのでしょうか。
今週も新ツガイ続々! 閻魔帳(ブラックリスト)&手長・足長
今週も個性豊かなツガイが2組登場しました。一組目は、影森家に仕える黒谷フユキのツガイ・閻魔帳(ブラックリスト)。分厚いメモ帳のような姿のウィスパーと三本指の手を2つ持つエンブレイスが対となっています。
その能力はエンブレイスの手でツガイに触れることでその歴代主の情報を取り出し、ウィスパーに記録することができるという非常に便利なものでした。裏家業を営む影森には必須かつ貴重な能力です。
さらに、本話ラストには今までにないほど凶悪そうなツガイが登場。その名も「手長・足長」。ユル達が訪れた田寺家のマヨイガに突如現れ、いっしょに入ってきた尾行犯2人をあっという間に殺害してしまいました。何やら左右様とは旧知の仲のようです。
これまで可愛らしいツガイばかりだったこともあり、「手長足長怖すぎた」「めちゃくちゃ凶悪そうだし左右様と知り合いっぽい?ガチバトル楽しみ!」「手と足が長い奴見た目強烈やな」「ユルとデラさんもまあまあ強いと思うけど、2人が通用しないってどんだけ強いんだ」と視聴者は興味津々の様子。
果たして左右様と手長足長はどんな因縁があるのでしょうか。 油断ならない敵と左右様との本格ツガイバトルに期待が高まります。
温情? 非情? 影森ゴンゾウの措置
ユルとデラが去った影森家では、閻魔帳の力を使って侵入者たちへの尋問が行われていました。
指示役の昭島から連絡をもらった時間、屋敷に侵入した時間などを素直に話す羽村と立川でしたが、「西門から侵入した」という証言に影森家の面々は眉を顰めます。なぜなら、影森屋敷に西門は存在しないからです。
侵入者たちは嘘を言っているわけではないようで、そのまま影森家で雇われることに。さらに、難病を患っている母親の入院費を稼ぐため危険な仕事をしていた立川には「母親の治療費を全額立て替えてやる」と対襲撃者とは思えない温情ある措置を取るゴンゾウ。
好々爺のように見えたゴンゾウでしたが、彼らをそのような処遇にしたのは使い捨ての兵としてストックしておくため。影森家当主の裏の顔が垣間見え、非情にも思えますが、そもそも屋敷を襲撃してきているわけなので、十分温情ある措置と言えるでしょう。
あるはずのない西門と厳重な結界内への侵入を許したからくりとは一体……。まだまだ謎は尽きません。
第10話「手長と足長」の注目ポイントは?
不気味な笑みと笑い声の手長と足長。次回の見どころはまさに彼らと左右様のバトル! 両者の因縁と激しい戦闘シーンが見どころとなりそうです。
そして、左右様を倒そうとするならば狙われるのは主であるユル。デラやユルでは相手にならないと左右様は言っていましたが、ユルがどのように立ち回るのかにもぜひ注目してください!