いざという時に役立つ「テッシュ1枚」で作れる意外なもの「思いつかなかった…!」
災害時の避難生活では、周囲の音が気になる場面も多々あると思います。耳栓があると便利ですが、とっさの避難では市販の耳栓を持ち出せないことも。そんなときに知っていると重宝する、“ティッシュ1枚で意外なものを作る方法”をご紹介します。
■【画像】正解を見る⇒「テッシュ1枚」で作れる意外なモノの正体
避難所の“音”を和らげるために……
災害が頻発している昨今。日本のどこで大きな災害が起きてもおかしくありません。
避難所生活が長期に渡る可能性もあり、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
常に他人の生活音にさらされる避難所で少しでも快適に過ごすのに、耳に届く音を和らげる「耳栓」は有効ですが、市販のものを常に持ち歩いているとは限りません。
そこで今回は、SNSで見つけた「ティッシュから耳栓を作る方法」をご紹介します。
ティッシュから「耳栓」を作る方法
用意するもの
・ティッシュ……1枚
・水……少量
1.まず、2枚重ねのティッシュの1枚を剥がします。
1枚で、耳栓を2個作ることができます。
2.1枚のティッシュを手で半分に切ります。
折り目に沿って破くと切りやすいです。
3.2を折りたたみます。
写真のように、3回折って細長い形にします。
4.折りたたんで細くなったティッシュを縦長に置き、両端に水を少量つけます。
5.手前から奥に向かって巻いていきます。
しっかり巻くことで紙の密度が高くなり、防音効果をより発揮してくれるのだそう。
6.巻き終わる手前で、再度端に少量の水をつけます。
7.形を整えながら最後まで巻ききったら完成です。
使うときには、耳に入れる側にごく少量の水をつけると防音効果が高まるのだそう。
※水のつけすぎにはご注意ください。
使ってみた結果は……?
実際に耳に入れてみたところ、この方法で作った「耳栓」は耳によくフィットして、密度もしっかりあって使いやすいと感じました。
乾燥したティッシュを無造作に丸めたものではどうしても隙間ができてしまうので、水を使ってしっかり巻いたものをひとつ作っておくと便利に活用できそうです。
災害時に水は貴重なものですが、使うのはごく少量の水で問題ありません。一度水をつけて巻いておくと、乾燥しても巻いた状態である程度安定しているので、次に使うときには軽く巻きなおして耳に入れる側に少量の水をつけるだけで十分だと思います。
緊急の避難時でもティッシュなら持っている可能性があり、2枚重ねのティッシュが1枚あれば2人分の耳栓を作ることができます。
いざというときのために、ぜひ作り方を覚えておいてくださいね。
鈴木杏/ライター