Yahoo! JAPAN

山でひとりぼっちだった犬、走行する車を追いかけて新しい飼い主を見つける(スペイン)

Techinsight

車を追いかける犬が運転手に飼われることに(画像は『New York Post 2021年10月11日付「Couple adopts abandoned dog after noticing she was chasing their car」(SWNS)』のスクリーンショット)

スペインの山間をひとりぼっちでさまよっていた犬が、新しい飼い主を見つけることができたという話題が届いた。犬は捨てられたとみられ、まるで自分を助けて欲しいと言わんばかりに見知らぬ車を必死で追いかけたという。『New York Post』『Fox News』などが伝えている。

今月8日に英メディア『South West News Service』が走行中の車を追いかける犬の動画をYouTubeに公開したところ注目を集め、米メディアなどが動画を拡散したことでさらに関心を集めている。動画はスペインの山間を車で旅していたマルティナ・ルッソさん(Martina Russo)とパートナーのフィルさん(Fil)が撮影したものだった。

2人は当時、スペインのアンダルシア州モクリンの山間で車を走らせていたが、シーズーと思われる犬が後ろから追いかけてくることに気づいた。しかし犬が遊びで追いかけているだけで、そのうちどこかへ去っていくだろうと思っていた。

だがその犬は諦めず、なおも追いかけてくるため2人は不思議に思ったようだ。それはまるで犬が「止まって欲しい」と懇願しているように見えたことから車を止め、犬に水と食べ物を与えたという。マルティナさんはこの犬について次のように語っている。

「その後、私たちは犬を道路に戻しました。犬が遊びで追いかけてきてこのままどこかへ帰って行くのかどうか確認したかったのです。しかし犬は私たちの車を追いかけ続けたので、スピードをかなり落としてしばらく見守っていました。」

2人は犬に帰る場所がなさそうだと判断し、車に乗せると近くの村でペットの犬が行方不明になっていないか聞いて回ったが心当たりのある者はいなかった。その後も付近のインターネットが繋がるスポットに車を停めて、FacebookやWhatsAppの地域のコミュニティにアクセスし、犬の飼い主を探し続けたそうだ。

しかし何週間経っても飼い主が名乗り出ることがなかったため、マルティナさんとフィルさんは犬を獣医に連れて行き検査を受けさせた。犬は1歳ほどの雌と判明したが、マイクロチップが埋め込まれていなかったこともあり、2人は犬に“モクシー(Moxie)”と名前をつけて飼うことにしたという。

動画に映るモクシーは、まるで自分に家族ができたことを知っているかのように楽しそうにはしゃいでいる。現在のモクシーはマルティナさんとフィルさん、そして2人が飼っている猫と一緒に車でヨーロッパ中を旅しているとのことだ。

画像は『New York Post 2021年10月11日付「Couple adopts abandoned dog after noticing she was chasing their car」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

【関連記事】

おすすめの記事