【下痢、発熱、おう吐】新潟県柏崎市の飲食店からノロウイルスによる食中毒が発生
新潟県福祉保健部生活衛生課は3月21日、新潟県柏崎市の飲食店「食菜や せん乃」が3月16日に提供した食事からノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。
3月18日16時ころ、患者の職場の上司から柏崎保健所へ、3月16日に柏崎市内の飲食店「食菜や せん乃」を利用した職員のうち複数名が胃腸炎症状を呈している旨の連絡があった。
柏崎保健所が調査した結果、3月16日に同飲食店が提供した食事を喫食した4グループ33人のうち、4グループ 21人が3月 17 日18時ころから下痢、発熱、おう吐などの症状を呈していたことが判明し、検査の結果、3グループ13人の患者及び従事者 3人の便からノロウイルスが検出された。
柏崎保健所は、患者に共通する食事が同飲食店で提供された食事に限られること、患者及び従事者の便からノロウイルスが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。
なお、患者は全員快方に向かっているという。
