【高知グルメ】古民家カフェでいただく高知とフランスの家庭の味「タナカフェ」地元タウン誌おススメ情報
やってきたのは、高知市中心部から東へ車で約30分。古き良き静かな街並みと生活が色濃く残る、香南市香我美町岸本地区。
こちらに、軽トラの荷台を改装したキッチンカーでイベント出店などをしていた「タナカフェ」が店舗としてオープンした。
お店は、もともと商店として営業していたという約80年前の古民家。
鉄枠の扉やナチュラルなカウンターを配置した店内は、昔ながらの温かみある建物の中にシンプルなインテリアが配置されたお洒落な空間だ。
夫妻で営む「タナカフェ」は、妻の実家のレシピをアレンジした「しそジュース」やフランス人の夫・レオさんが淹れる「カフェラテ」や「エスプレッソ」などのドリンクメニューがキッチンカーの頃から人気。
それに加えて、店舗ではスイーツやランチの提供もスタートした。
取材時の週替わりパスタは「ミートソース」。
調理は夫のレオさんが担当しており、フランス仕込みの家庭の味が楽しめる。
パルメザンチーズの強烈な香りと、クミンを入れてエスニックな仕上がりにしたミートソースの肉々しい食感が合わさり、ガツンとした旨さを感じるパスタ。
イタリアのイメージがあるパスタだが、フランスでも日常的に食べられているのだそう。
ランチメニューは毎週金曜に変更になるため、ラインナップはInstagramよりご確認を。
こちらはオリジナル生地を焼き上げたワッフル(500円)。
注文を受けてから焼き上げるため、外はカリッと、中はふわふわの最高の状態で提供している。
上品な甘さとサクッと軽い食べ応えで、あっという間に完食間違いなし!
ここで、店主の田中さん夫妻に話を伺った。
-店舗をオープンしたきっかけを教えてください。
田中さん:キッチンカーを始めた頃からずっと店舗を持ちたいと考えていたのですが、縁があってこの場所と出会い、即決しました。
-読者の方に一言お願いします。
田中さん:店舗を持ったことで、今まではできなかったランチやスイーツなど新しいことに挑戦できるようになりました。キッチンカーの頃の常連さんも、新しく私たちを知ってくださった方も、ぜひ一度足を運んでいただけると嬉しいです。
ゆったりとした時間が流れる古民家カフェ。ついつい長居したくなる、居心地のいい空間だ。
タナカフェ
住所:高知県香南市香我美町岸本869
TEL:無し
営業時間:午前11時〜午後6時
定休日:水曜、木曜
駐車場:有り(岸本地区集落活動センターへ)
提供:ほっとこうち