2源泉のうち一つが「温泉」でなくなる 上越市板倉区「ゑしんの里やすらぎ荘」
新潟県上越市は2026年8月10日、同市板倉区久々野の保養センター「ゑしんの里やすらぎ荘」の2種類ある温泉のうちの飯田温泉について、成分が温泉法に定められる基準に満たないと判定されたと発表した。泉質が変わった原因は不明で、温泉という表示を取りやめるとしている。
《画像:2種類の温泉があったやすらぎ荘の大浴場(パンフレットより)》
温泉法に基づき、県が実施する10年に1度の定期検査で2024年9月、飯田温泉の成分が基準に満たないと判定された。一時的または季節的な変動の可能性があるとして、翌2025年と2026年の7月に成分分析を行ったが、温水1kgに含まれる総硫黄成分1mgの基準に対し、0.1mg未満と判定された。
市は飯田温泉について10日、上越保健所に「温泉採取事業廃止届出書」を提出。看板やパンフレット、ホームページなどでの温泉の表示を取りやめるが、源泉の使用は続けるという。
やすらぎ荘は1995年にオープンし、飯田温泉と大峯温泉の2種類の泉質が楽しめる施設として親しまれてきた。源泉は久々野の山間で、地すべり防止工事中に掘り当てられた。大峯温泉の泉質に変わりはない。
《画像:二つの温泉が自慢だった》
ゑしんの里 やすらぎ荘【公式サイト】( https://yasuragisou.com/ )