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今や1児のパパ!だいすけお兄さんが子育てで 大切にしていることは「自分自身が楽しむ」

TBSラジオ

TBSラジオからお送りしている個性豊かな様々なゲストをお迎えして、幼少期のターニングポイントや、やる気スイッチの入った瞬間を深掘りしていく番組。メインパーソナリティの佐藤隆太さんと佐々木舞音アナウンサーの2人でお送りしています。

8月12日(月)の放送では、先週に引き続き、横山だいすけさんが登場。歌のお兄さん卒業の裏話、さらにはお子さんのエピソードなど、パパとしての一面も見せてくれました!

佐藤:先週に引き続き、横山だいすけさんです、よろしくお願いします!

横山:みんな~!!元気~?!だいすけお兄さん、今日も元気で~す!!

佐藤::挨拶が最高ですね!

佐々木:パッと目が覚めるような気持ちです!

横山:嬉しい!ありがとうございます!

「僕は多分ここまでなんだ」世間の “だいすけロス”のきっかけとなった夏のコンサート

佐々木:今もいろんなところで活躍されてますけど、卒業されたときは、「だいすけロス」っていうのがよく話題になってましたしね。

佐藤:辞めるのって、あれってご自身で考えるものなんですか?

横山:人によってバラバラなんですよね。これ本当に裏話なんですけど、歌のお兄さん、お姉さんどっちか変わっちゃうとミュージッククリップ、素材っていうのが使えなくなっちゃうんですよ。声が変わっちゃうので、子供たちがそれに違和感を感じちゃうと思ったんです。もう「おかあさんといっしょ」大好きすぎて。(笑)次のバトンを引き継いでいかなきゃいけないなっていうのは自分の中であった中で、夏のコンサートのときに、新しいお姉さんと新しいキャラクターが子供たちと一緒に笑顔でものすごく楽しんでる姿を見たら、本能で「僕は多分ここまでなんだ」って思っちゃったんです。

佐藤:そうなんですか。今までとなにか違う空気を感じたんですか?

横山:感じたんです。僕がそのコンサートの最後の曲でソロ曲があって「ずっとこのまま一緒にいたいけれど、お別れだよ」みたいな歌詞を歌うんですよ。この歌詞が自分の中でストンと落ちちゃったんです。

佐藤:特に、事前に自分でその歌を歌うのを何か決めたわけじゃなかったんですか?

横山:何も決めてなかったです。コンサートの空間で1人でこの曲をこのタイミングで歌う、この歌詞をここで歌うのは意味があるんだって思っちゃって、コンサートが全部終わった次の日にプロデューサーに連絡を入れて「ぼく卒業したいです」と。

佐藤:なんか鳥肌エピソードですね!やっぱり、歌に教わるじゃないけど本当に歌によって分かれ道を進み始めるっていうのは、なんか面白いです。

佐々木:ずっと歌とともに歩まれてきた、だいすけお兄さんなんですね!

「子供とは、楽しい時間を1秒でも多く過ごしたい」娘への想いとは裏腹に、まさかのライバル出現!?

佐藤:今はもうパパだそうですね。

横山:パパです!3歳の娘がいます。かわいいですね~!

佐藤:すごいベタなんですけど、だいすけお兄さんも、音楽に囲まれて育ったように、やっぱりもう、お子さんにも歌を聞かせてあげたりとかは。

横山:そうなんですよ。もうとにかく歌ってます!

佐々木:贅沢!!(笑)

横山:でも本当によく皆さん、「だいすけお兄さんがお父さんなんて羨ましいですね」「いつも歌を聞かせられるし」って言ってくださるんですよ。僕もいっぱい歌うんですけど娘にとったら、僕よりもアンパンマンの方が全然強いみたいで…。

佐藤:そっか~!強いですねアンパンマン。(笑)

横山:パパも一生懸命歌うんですけど、娘の中で「パパの歌を聞きたいタイミング」と、「アンパンマンの歌を聞きたいタイミング」がどうしてもあるらしくて、「ちょっと今歌わないで!今はアンパンマンが聞きたいんだ」って。(笑)

佐々木:正直ですね。(笑)

横山:正直ですね、だから本当にたまに、ちょっと悔しくなるときありますね。

佐々木:子育てする上で大切にしてることってありますか?

横山:子育てもそうだし、僕が歌を歌うときにも大切にしてることと一緒なんですけど、自分自身が楽しむことっていうのを大事にしてますね。どうしても子育てって「これで本当にいいのかな」って思う瞬間っていっぱいあるんですよ。これが本当に子供にとって正解なのか、親のエゴなんじゃないかなって思う瞬間もあったりとかして。特に1人目の子供だし、成長していく中で分かんなくなっちゃうことがいっぱいあって。
その中で自分自身が楽しくないと、たぶん子供にも「この時間が楽しい」っていうことを感じてもらえないんじゃないのかなと思って。もちろん怒るときもあるし、自分で失敗したと思うこともいっぱいあるんですけど、とにかく楽しい時間を1秒でも多く過ごしたいなと思って楽しむようにしてますね。

佐藤:やっぱ子供って、こっちが思う以上に、すぐバレますよね。どれだけ小さくても、やっぱこっちの醸し出してる空気っていうのか…もう伝わっちゃうので。やっぱり、だいすけお兄さんが言った通り、もう本当にこっちも楽しんで、やっぱ正面から向き合った方が絶対にいい時間になるし。

横山:僕は歌のお兄さんときに感じたのっていうのは本当に「おかあさんといっしょ」の収録って、子供と対面したときに、僕が言う「こんにちは」の一言で、空気感って決まっちゃうんですよ。やっぱり僕らがちょっと「肩が痛いな」とかそう思っている中で子供たちに「こんにちは」っていうのと、「みんなと会えるのが嬉しい!」って気持ちで「こんにちは」っていうのとで、空気感が全く違うんですよね。だから本当に子供は言葉ではなく、“空気”っていうのをちゃんと見る力があるんだなって思いますね。

佐藤:それ、すごいわかるな~。

横山:やっぱり歌のお兄さんは“エンターテイナー”として子供たちに楽しさや元気を与える存在、届ける存在であって、親になって子供を育てる責任を持って育てていくっていうのは、やっぱり似てるようで全然違います。自分が子育てをすることで改めて、“今を生きる子供たちに、親御さんたちに自分が音楽を届ける”っていう意味では、音楽への向き合い方っていうのは変わりましたね。

佐々木:親になってわかることもたくさんあるんですね。だいすけお兄さんとしては今後、娘さんをどのように支えていきたいですか?

横山:自分のやりたいことを思いっきりやらせてあげたい、っていうのが僕の父親の大切にしていたことだったんです。妹と弟も「お兄ちゃんがやりたいことだったら、協力するからね」って言ってくれて。今こうやって自分が音楽をやれているっていうのは本当に家族のサポートがあるので、やはり自分の子供にも、やりたいことを思いっきりやらせてあげたいな、やる以上はもう思いっきりやってほしいなっていう思いはありますね。

8年間務めた歌のお兄さん卒業の裏側や、お子さんとのエピソードを語ってくれただいすけお兄さん。他にも、オーディションの合格発表、家族とのエピソードなど、心温まるエピソード満載でお届けしました!

(TBSラジオ『やる気スイッチラヂオ アストルム』より抜粋)

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