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ヒューストン―ダラス 380km90分、テキサス高速鉄道の投資家が駅開発会社 SDC を設立

鉄道チャンネル

アメリカ・テキサス州 最大都市 ヒューストンと、同州 経済金融中枢都市 ダラスの間、380km を 高速鉄道で90分で結ぶ計画―――テキサス高速鉄道 Texas Central。

いま Texas Central は、東海道新幹線システムにならった革新的な全電化高速旅客鉄道路線の開発、設計、建設、金融、運用を請け負い、ブラゾスバレー駅のみに停車して90分以内で結ぶテキサス高速鉄道計画の実現に向けて動き出している。

この Texas Central のステークホルダーとパートナーに含まれるのは、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)、国際協力銀行(JBIC)、Shinkansen United Group(JR東海・日立・東芝・日本電気・三菱重工業)、WeBuild S.P.A.(WBD IM)、RENFE、Bechtel、Kiewit。

そんなテキサス高速鉄道の投資家が10月14日、米運輸省連邦鉄道局(FRA)とテキサス州から認可された高速鉄道路線ターミナルのダラス、ヒューストン、カレッジステーション近くのグライムズ郡で、鉄道駅を開発する組織「Texas High-Speed Rail Station Development Corporation」(SDC)を設立する意向を発表した。

John Kleinheinz氏とJack Matthews氏が率いる SDC は、Texas Central とは別で、テキサス州の投資家のコンソーシアムが独立して保有。ダラス中心街の南にあるシダーズ付近の約52エーカーの土地や、ヒューストンで以前ノースウエスト・モールと知られていた約45エーカーの土地、カレッジステーション近くのグライムズ郡の約59エーカーの土地を保有している。

グループの保有区画には、連邦・州当局が認可した将来のテキサス高速鉄道の駅予定地と周辺の開発用地が含まれている。

「全米の高速鉄道の青写真」

投資家のJohn Kleinheinz氏は「ダラスとヒューストンを結ぶわれわれの高速鉄道プロジェクトは、1973年にダラス・フォートワース空港(DFW)がオープンしたときに地域におよぼしたのと同じ変革をテキサスにもたらす」と語る。

「Texas Central は、全米の高速鉄道の青写真で、環境に効率の良い輸送ソリューションになる。この初の高速鉄道プロジェクトが稼働すれば、テキサスは国家鉄道戦略について地元や連邦の利害関係者との協議を主導する位置に立つ」

「Texas Central は、ダラス・ヒューストン回廊に沿う技術展開でいかに資金を集めるかについての合意へ向かっている」

「日米両政府は戦略的プロジェクトで協力した長く卓越した歴史を持ち、相互に有益な了解へ達するとわれわれは楽観している」

「こうした鉄道駅資産は、東海道新幹線システムの資金集めがまとまると、システムに不可欠な部分になる。新幹線システムに絡む解決策が得られなくても、われわれの駅用地は、最高の技術を使った高速鉄道がテキサスにきて、全米とつながる布石になる」

またデベロッパーのJack Matthews氏は「ダラス、ヒューストン、カレッジステーション近くのグライムズ郡を結ぶ高速鉄道の推進に、われわれは多大の時間とエネルギーを投資した」と伝え、こう続けた。

「テキサスの人々のためにこの機会を逃すつもりはない。この前向きの勢いを維持するため、高速鉄道で成功体験を持つさまざまな第三者と協議を始める」

画像:Texas Central

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