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90年代のおもちゃが進化して再登場!

TBSラジオ

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きょうは、おもちゃに関するお話です。今、おもちゃメーカー各社で、昔 流行ったおもちゃを進化させて再び販売する流れが出てきています。
そのひとつが、台の上で駒を回転させて対決させる「ベーゴマ」です。
ベーゴマは25年前「現代版ベーゴマ」として、自分だけの駒にカスタマイズさせることができる機能を付けて「ベイブレード」という名前で子供達の間で大人気となりました。
90年代に遊んだことがある人も多いと思いますが、そちらがパワーアップして登場。いま再び話題になっています。
株式会社タカラトミー 堀川亮さんのお話しです。

最新版ベイブレード

株式会社タカラトミー 堀川亮さん

最新作のベイブレードXというのがですね、超加速ギミックのエクストリームダッシュというようなギミックを搭載した最新機になってます。こちらがですね、ベイブレードの軸先にギアが付いてまして、あの回す台ですね。スタジアムって言うんですけども、そこにもレールにギアがついてましてコマの高速回転とそのレールのギアが噛み合うことで、コマ自体が爆発的な加速をすることで、その加速した同士でぶつかるので今までの駒でしたりベイブレードシリーズの中でも一番激しいバトルができるといったような特徴になってます。
玩具でいうと10万個ぐらいがヒットと言われるんですけどもその中で1年ちょっとでですね500万個出荷してるという形なので非常に好評いただいているという形になってます。

・やっていることはベーゴマと一緒なんですが、駒のパーツを組み替えてカスタマイズすることで、すごいスピードで駒がぶつかり、迫力のあるバトルになる
・今回の最新版は国内だけでも500万個の集荷数と大きな反響!(本体1400円)
今週末に東京ビッグサイトで行われる「東京おもちゃショー2024」でも特設ブースが展開されます
・そして実はベーゴマと同じようなことが「ヨーヨー」でも起きています。

どのように進化して再登場したのか株式会社バンダイ 大牟禮(おおむれ)佑基さんのお話です。

投げないヨーヨー

株式会社バンダイ 大牟禮 佑基さん

弊社が1997年から展開しておりますハイパーヨーヨーシリーズの最新機種で、今回のハイパーヨーヨーアクセルにはですね、ディスクを掴んで紐を引っ張ると本体が回るという新しい仕様が追加されております。従来のヨーヨーであれば投げて回していたところを投げずにヨーヨーを回すことができるというような画期的な商品となっております。
その当時遊んでいた 人が大人になって自分の子の子供と一緒に遊ぶコミュニケーションツールとして、いいものだと思ってるのでそういった背景から90年代のおもちゃをリバイバルさせることによって、2世代で取っていこうという動きが弊社問わずいろんな会社様で起こっているんじゃないかなっていうのが思います。

・ヨーヨーを進化させたハイパーヨーヨーも、90年代に大ブレイク
今回の最新版は本体の両サイドにディスクがついていて、ディスクを手でつかんで紐を引っ張るだけでヨーヨーが回転する。ようは、簡単に誰でもヨーヨーをまわすことができる(1980円)
・狙いは、親子2世代を取り込みたいから
90年代に遊んでいた子供は、今はお父さん世代。少子化ということもありますし、懐かしさをくすぐることで、親子で遊んでもらいたいというのがポイント「二世代ホビー」という新しい言葉も生まれています。

最後にもうひとつ、お喋りペットとして一世風靡した、あの「ファービー」について、
ハズブロジャパン合同会社 内田真理子さんのお話しです。

今回のファービーはシリーズとしては約12年ぶりの発売となっておりまして、今までも結構お喋りペットとして有名なところあったんですけれども、今回本当に話しかけると音声を認識してくれるんですね。なので、ダンスしようと言うとダンスしてくれますし、真似っこしてっていうと、ファービー真似っこするよ!って言って真似っこしてくれますし、会話が成り立っているような感じで遊べるというところが今回新しいポイントとなっております。
平成レトロブームっていうのが日本では起きておりまして、20年ぶりに見てみるとやはり新鮮な気持ちになりますし、日本だけではなくて、海外に関しても時々ですねファービーがテレビとか雑誌で取り上げられている際にファービーを知らない子供たちにもですね、ファービーて何?っていうですね結構新しい新鮮なおもちゃとして受け入れられるっていうところが開発チームに届いておりまして、今回に関してはですね、ファービーを知らない世代6歳から10歳にファービーを知ってもらおうというところから商品が開発されるようになっております。


・ファービーはアメリカ発のペットロボットで、日本では99年に初代が発売
・今回、12年ぶりに新シリーズが発売(9900円)
・こちらは、前のシリーズから時間が経ち、知らない子供が増えたことで新たな世代に浸透させたいという理由での発売です。

(TBSラジオ『森本毅郎・スタンバイ!』取材:竹内紫麻)

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