安田レイがTVアニメ『瑠璃の宝石』との出会いを通じて見つめた自身の中の輝き――ニューシングル「光のすみか」リリースインタビュー
キラキラした天然石や鉱石に興味を抱く女子高生・谷川瑠璃と、彼女を取り巻く鉱物好きの仲間たちの夢と探求心を描く本格サイエンスアドベンチャー作品『瑠璃の宝石』。そのTVアニメのオープニングテーマ「光のすみか」を歌うのが、数々のアニメタイアップ曲を歌ってきたシンガーソングライターの安田レイだ。
人間には計り知れない時間をかけて磨かれる鉱石の特別な輝き、偶然が積み重なって生まれた石と人間の物語の奇跡を、壮大かつ神秘的なサウンドスケープで表現した本楽曲には、デビュー12周年を迎えた安田自身の想いも重ねられていた。運命のように『瑠璃の宝石』と巡り合った彼女が、本楽曲に込めた思い、ニューシングルで表現したアーティスト・安田レイの現在地に迫る。
【写真】安田レイが『瑠璃の宝石』との出会いを通じて見つめた自身の中の輝き/インタビュー
大好きな天然石がテーマの作品との出会いに感激
──新曲「光のすみか」は、TVアニメ『瑠璃の宝石』のオープニングテーマ。安田さんはデビュー曲「Best of my Love」(TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』エンディングテーマ)を皮切りに、様々なアニメ作品の楽曲を歌ってきましたが、今回はお話をいただいてどんな印象を受けましたか?
安田レイさん(以下、安田):私、もともと鉱石や天然石が大好きで、今日もオニキスのブレスレットや、今年の誕生日にマネージャーさんからいただいたモルガナイトのリングを身につけているんですよ。私は4月生まれなんですけど、ダイヤモンドやモルガナイト、あとは(谷川)瑠璃ちゃんが石に興味を持つきっかけになった水晶も4月の誕生石で。日常だけでなく、ライブの時も何かしらの石を身につけてパワーをもらっているくらい、天然石は私にとって身近な存在なので、お話をいただいた時はすごく嬉しかったです。「大好きな石がテーマの作品なんだ!どんな物語なんだろう?」と思って。
──実際に原作の漫画を読んだ感想はいかがでしたか?
安田:瑠璃ちゃんが(荒砥)凪さんをはじめとした周りの仲間たちの力を借りながらたくましく成長していく姿が美しいなと思いましたし、石たちにも、それぞれの深く長い物語があることを知って、いろんなインスピレーションをもらいました。今まで、石たちが何年かけて自分の元にやって来たかなんて考えたこともなくて、シンプルに「綺麗だな」「パワーをもらえそう」と思って身に付けていたのですが、『瑠璃の宝石』を読んだことで、石たちは私たちが産まれる遙か昔から地球上に存在していた大先輩で、地球の変化を知っているんだなと思って。山の上にあった石が何十年、何百年、何千年とかけて川を下って、ここまで来たんだと考えると、本当にロマンに溢れていて、人間がパワーを感じるのにはちゃんと理由があったんだなと思いましたし、石がさらに尊い存在になりました。
──単純にキラキラしたものが好きだっただけの瑠璃が、鉱物学を専攻する凪や伊万里曜子といった人々の手引きによって鉱物採集の魅力に引き込まれていくストーリーなので、読者も瑠璃の視点で石のことを初歩から学べるのがいいですよね。
安田:知らなかった石の名前や、どうやってその形や色・模様ができたのかまでを教えてくれるので、物語に触れながら自然と知識が増えていくのが面白いなと思いながら漫画を読ませていただきました。なので、今回の楽曲は、石たちの冒険と瑠璃ちゃんの冒険、その両方ともに重なるものにしたくて。どちらかにフォーカスしすぎるのは違う気がしたので、そのバランス感を大切にしながら歌詞を書いていきました。
──瑠璃の心情や視点を落とし込むうえで意識したことは?
安田:瑠璃ちゃんの好奇心を歌詞で表現したい思いはすごくありました。人が新しい世界に入る時は、必ず好奇心という心の大きな動きがあると思うんです。私が歌を歌うようになったのも好奇心がきっかけで、小学生の頃、「どうやったらもっといい声を出せるかな?」とか「もっと素敵な表現をしたい!」という思いから、この世界に入りたいと考えるようになったので、私自身も瑠璃ちゃんと重なる部分があって。好奇心は大人になると持ちづらいというか、日々の忙しさで後回しにしがちだと思うのですが、瑠璃ちゃんみたいに「今すぐ知りたい、見てみたい、触れてみたい!」と思って動き出すパワーは、生きていくうえですごく大切なことだし、忘れたくない。この作品では、いろいろな大事なことを瑠璃ちゃんが教えてくれている気がします。
──楽曲自体は神秘的かつ雄大さのある曲調で、まさに自然の時の流れや石の物語を感じさせるものです。
安田:すごく美しい楽曲ですよね。まずこの楽曲があって、私はそこに歌詞を乗せていく作業をしたのですが、壮大で地球そのものを感じるサウンドだと思ったので、歌詞の中にも水面や風、雨といった、作品とも深く繋がりのある自然のワードを入れることで、瑠璃ちゃんが立っている世界の景色が見えてくるような表現ができればと思って書いていきました。イントロのコーラスでは、人間にはどうすることもできない大自然の偉大さやある種の畏怖感を表現していて、その不安な怖さから大地に向けて歩き出す瑠璃ちゃん、というイメージをサビに向けて感じてもらえると嬉しいです。
──安田さんご自身の楽曲として、自分自身に重ねた想いや伝えたいメッセージはありますか?
安田:サビに“一つでも 欠けていたら きっと出会えてなかったね”という歌詞があるのですが、私は過去に起きたことにはすべて意味があったと思いたいタイプなんですね。これまで雨に打たれたり、風に吹かれたり、転ぶこともあったけど、だからこそ今があるし、ファンの皆さんや友人、チームのみんなともこうして出会うことができた。それは作品を通しても感じたことで、石たちも雨が降って川の流れが速まったことであちこちに移動して、それを瑠璃ちゃんが川に潜って発見する。凪さんたちとも、1つでもルートが違っていたら巡り合えなかったでしょうし、自分の中の大切なテーマとして歌詞に入れました。
──確かに人間も一期一会で、出会い自体が奇跡のようなことですものね。
安田:うんうん。作品の中ですごく印象に残っているのが「偶然の積み重ね」という言葉で、「いろんな偶然が重なったことで、私たちも出会えたし、この石とも出会うことができた」というニュアンスのセリフが大好きなんです。その要素は歌詞にも“幾重にも重なってる この地球(ほし)の偶然”という言葉に込めました。
それと“影の向こう 真実の色 見つけ出すよ 光のすみかを”というフレーズも、私の中では大事なテーマです。これは常に思っていることなのですが、本当に欲しいものはすぐには手に入らないし、時間がかかることもあれば、タイミングや運もあると思うんですよね。作品の中でも、綺麗な鉱石は普通に歩いているだけでは見つけられなくて、地面を深く掘ったり石を割らなくては手に入れることができないし、 瑠璃ちゃんも一生懸命探すなかで諦めそうになるけど、ふとした瞬間に石の裏を探して見つけたりする。“本当に欲しいもの=真実の色”は“見えないところ=影の向こう”にあるんだよね、ということを表現したくて書いた部分になります。
──安田さんにも、人生の中でそういった実感や体験があるのでしょうか。
安田:私は今年でデビューして12年経つのですが、自分を石に例えたら、いろんな流れに乗って本当にあっちこっちに行ってきたんですよね。なかなか自分の行きたい場所に辿り着けないこともあるし、でも、いろんな偶然の積み重ねで、気づいたら12年続けてこられた。それは本当に奇跡だと思いますし、作品を観ていると自分と重ねてしまいます。
──引き続き石に例えるなら、その12年の活動で磨かれたもの、輝きを増した部分もあるのではないでしょうか。
安田:だんだんと流れに乗って、いろんな石にぶつかって削ぎ落とされていくなかで、中心に眠っていた光の当たる部分が、ちょっとずつ見えてきたことをすごく感じます。もっと雨に当たることも、風に乗ることも、晴れの光を浴びて輝くことも大事。すべてが一個一個大事になってくると思うんですよね。
──その安田さんの中に眠っていた“光”の部分について、より具体的に言葉にできるものでしょうか。
安田:私は20歳でデビューしたのですが、20代の頃はとにかく一生懸命すぎて、常に120%ギラギラみたいな感じで力んでいたので、今思うと空回りしていたことも多かったと思うんです。歌を歌うには力みも必要ですけど、同時に肩の力を抜いた自分も必要で、人間は光と闇のバランスでできているはずなのに、私は全力で光ばかり出そうとしていたんですよね。でも、20代の後半くらいから、その力みや空回りから少しずつ成長できるようになって、歌詞の書き方も変わりました。
20代の頃の歌詞はキラキラしていて、自分のいい部分しか見せない感じだったのが、20代後半からは「いや、私は光50%、闇50%でできてるから、もっとリラックスした自分で歌詞を書こう」と思えるようになって。そこから、より等身大の自分で安田レイとして歌えるようになってきたことが、私にとってはひとつの大きな光です。そのフェーズに入って以降は、海外でライブを行う機会も増えて、世界中のファンの方と交流できるようになったので、今は「20代の頃に撒いてきた種が、ちゃんと花を咲かせる瞬間が来そう」というイメージでいます。実際はどうかわからないですけど、信じることが一番大事ですし、それが信じられるようになってきたことも大きな光かなと思います。
──まさに今までの活動のすべてが、今の輝きに繋がっているわけですね。
安田:あとは毎年ライブをやればやるほど、自分の中の余計な部分が削られて、それまで見えていなかった中心のキラッと光っている部分が、少しずつ見えてきている感覚があるんですよね。今はそれが綺麗な光になるようにカッティングして削っている最中です(笑)。苦しい時もあるけれど、こうやってひとつひとつじっくり時間をかけながら辿り着ける場所は、本当に綺麗だなと思うんです。 この気持ちを忘れずに、どんどん自分を磨いてギラギラしていきたいなと思います。
──お話を聞けば聞くほど、「光のすみか」はこの作品にピッタリの曲ですし、安田さんが本作に出会えたのも、偶然の積み重ねが生んだ運命のように感じます。
安田:私もそんな気がしています! ファンの方からも「アニメを観ていると瑠璃ちゃんとレイちゃんがすごく重なる。レイちゃんを見ているみたい」と言われることがあるんです。最初は「そうかな?」と思っていたのですが、確かに20代の頃の私の120%ギラギラだった感じと似ているかも、と思うようになって(笑)。瑠璃ちゃんが仲間の力を借りながら、だんだん知識を得て成長していくところも、私が周りの方にたくさん支えてもらいながらここまで来たことと重なりますし、瑠璃ちゃんとは出会うべくして出会ったのかなと思います。
──レコーディングにおいて意識したこと、こだわったポイントはありますか?
安田:先ほどもお話したように、イントロやAメロのコーラスでは、自然の人間には逆らえない怖さ、新しい世界に足を踏み入れる時の何が待っているかわからない緊張や不安を意識しました。楽曲全体の雰囲気としても明るいだけの曲調ではないので、まず不安定な瑠璃ちゃんの気持ちを表現しつつ、そこからゆっくり進んでいくとサビで綺麗な世界が見えてきた、というイメージで歌っています。壮大な世界に足を踏み入れたことで生まれる好奇心と美しさ、自分の世界が広がっていく様子を表現できたらと思って、声のトーンはかなり意識して歌いましたね。
冷蔵庫のチョコに手を伸ばす夜――日常の誘惑も歌詞のヒントに
──今回のシングルには、ドラマ『奪い愛、真夏』の主題歌「BROKEN GLASS」も収録されます。ドロドロの恋愛模様を描いた人気作『奪い愛』シリーズの最新作に宛てた楽曲ということで、かなりダークな雰囲気の楽曲になっていますね。
安田:私、『奪い愛』シリーズは好きで過去の作品も観ていたので、お話をいただいた時は「えっ、あの『奪い愛』シリーズですか!?」ってなって、まさか!という気持ちでした。すぐにこれまでのドラマの衝撃的なシーンがフラッシュバックして。 とにかくセリフや絵力が強い作品なので、そこに負けないサウンドとリリックにしなくてはいけないなと思い、安田レイの楽曲の中でも特に尖った楽曲になりました。声のトーンもサウンドも歌詞も「光のすみか」とは真逆の場所に存在しているので、「光のすみか」をきっかけに知ってくれた方はこの曲を聴いてどう思うのか、すごく好奇心があります(笑)。
──歌い出しから“笑っちゃうよね全部壊れて 希望も絶望も砕けて”という強烈なフレーズですものね。「光のすみか」と同じく、こちらもご自身で作詞していますが、どんなイメージで書き進めていきましたか?
安田:今回の作品が「不倫×タイムリープ」というテーマだったので、危険な恋愛と時間の流れというものを意識しながら書いていきました。なのでサビに“keeps on ticking keeps on ticking”という時計の針の音のようなフレーズを入れていて。ただ、「ザ・不倫」という感じの曲にはしたくなかったので、ドラマでは使われない2番以降の歌詞は、もっといろんな人の日常と重なるものにしました。
──というのは?
安田:人間は誰しもダメとわかっていてもついやってしまうことがあると思うんです。私の場合、それは真夜中にハイカロリーなチョコレートをこっそり食べてしまうことで、“今日だけって言い訳をして またドア開けてしまう夜”という歌詞は、「ダイエットは明日から頑張るから今日だけ……!」っていう感じで、冷蔵庫のドアを開けてチョコに手を伸ばしてしまうイメージで書いています(笑)。その後の“So sweet so dangerous”は不倫の世界観と甘いチョコレートを重ね合わせていて、“愛おしさトゲごと抱き締めて”も「250キロカロリー分、太ることはわかってるけど今食べたい!えい!」という気持ちを重ねています。多分、聴いてくれる人は、言われないと気付かないと思いますけど(笑)。
──上手い入れ込み方ですね(笑)。サウンドも歌もいつも以上にインパクトがあって、挑戦的な楽曲になりました。
安田:私は歌詞を書く時、頭に浮かぶ映像を言葉にする作業をするのですが、この曲の歌詞を書いている最中は、めちゃめちゃ変な夢を見ていたんですよ。悪夢みたいな夢ばかり見てしまって(苦笑)。でも、こういう闇の部分のある歌詞は、20代の頃の私では絶対に書けなかったと思いますし、歌のニュアンスも違っていたと思うので、レコーディングを含めて新しい自分を表現できて楽しかったです。ミュージックビデオも撮影したのですが、背中の露出が多めな衣装を着て、結構鋭い表情をしている場面が多い映像に仕上がっているので、ぜひ観てもらえると嬉しいです。ほぼ優しい顔はしていないです(笑)。
──そしてカップリングには、安田さん自身が作詞・作曲した全編英語詞のナンバー「NOW」を収録しています。
安田:去年から海外でライブをさせていただく機会が増えて、日本語ではなく英語で曲を作ってみたい気持ちが大きくなってきたなかで、海外のファンの方ともみんなで一緒にシンガロングできるものを作りたいな、というところから作り始めた曲になります。メロディーは、みんなでひとつになれるアンセム的なイメージで考えて、歌詞に関してはあらかじめテーマやモチーフを設けず、自分が今感じていることを書こうと思って書き進めていったら、この12年をゆっくり振り返りながら前に進んでいる自分、というテーマに辿り着きました。
先ほどの「光のすみか」のお話とも重なるのですが、やっぱり自分の欲しいものや行きたい場所には、すぐには辿り着けない。でも、12年という年月をかけて、20代はとにかくいろんな種を蒔いてきたなかで、なかなか前に進めない時期もあったけど、その種がちゃんと根を張って、もうすぐ花を咲かせるぞ、という歌詞に気づいたらなっていました。別に私に限らず、どの仕事をしていても、いきなり大成功することはないと思うんです。失敗して、不安になって、あちこち行って、やっと見えてくる景色がある。そのテーマをみんなで一緒に歌えたら最高だな、と思いながら歌詞を書きました。
──個人的には“This is how I finally found my voice”というフレーズが印象に残りました。直訳すると“私はついに自分の声を見つけた”という意味ですが、どんな思いを込めて書いたのでしょうか。
安田:この歌詞の“voice”には、もちろん“歌声”という意味もありますが、私の中では、自分の思い、心の奥底にある本音を知ることができた、という意味合いが強いです。この12年間、思うようにはいかないこともあったけれど、時間をかけて、ここにある言葉や思いを知ることができた。それはデビューしたての20歳の自分にはわからなかったことです。なので「Everything takes time(すべてに時間がかかる)」というのが大事なテーマになっていますね。
──また、歌詞には“Light the fire inside me”というフレーズもあります。安田さんにとってご自身の心に灯がともる瞬間を教えてもらっていいですか?
安田:一番はやっぱりライブです。最近は海外でライブをやらせてもらっていますが、ソロで音楽活動をしていると孤独を感じる時があって、レコーディングも準備も一人なので不安になる瞬間があるんです。でも、ライブで実際に曲を聴いてくれている人と会ったり、思いを重ねる瞬間があると、「私は一人じゃない、この温かさ、熱さがあるんだ」と火がつく。そういう時に人のエネルギーや熱を感じるので、私の心に火を灯してくれるのは、人がくれるパワーかなと思います。この曲はまだライブでは披露していないので、皆さんと一緒に歌える時が楽しみです!
──ありがとうございます。そんななか、11月から上海・広州・大阪・東京を巡るライブツアー「Rei Yasuda Live Tour 2025 “Scarlight”」の開催が決定しています。ツアーを通してどんな思いを届けたいですか?
安田:タイトルの“Scarlight”は造語で、「NOW」の歌詞にも“Scars shining like true gold”というフレーズがあるのですが、この12年間、傷つきボロボロになりながらやってきたけど、その全てに意味があるし、傷があったからこそ気づけたことや成長できた部分がある、という想いを込めています。今、自分が伝えたいことを端的に表現すると“光と闇”だなと。なので、自分の傷が未来を照らすというニュアンスを込めて、響きが「スターライト」に似ている「スカーライト(Scarlight)」という造語を作りました。誰しも傷はあると思うので、このツアーではみんなで自分の過去の傷を光にして照らし合い、エネルギーを交換し合えたらいいなと思います。
──今回のシングルで表現されたものとツアーのテーマがリンクしているんですね。
安田:そうなんですよ。このシングルの3曲をひと言でまとめるなら「スカーライト」だなと思っていて。多分、今自分が一番表現したいのは、光と闇もそうですし、自分の過去の傷を肯定することなのかなと思うんですね。そんなテーマで歌う曲を選びたいし、アレンジも考えていこうと思います。
[文・北野創]