びわ湖ホールの名作オペラを新国立劇場で 美しい音楽と台詞で紡がれる心温まる物語『森は生きている』を上演
2026年7月18日(土)~7月19日(日)新国立劇場 中劇場にて、新国立劇場 地域招聘オペラ公演2026 びわ湖ホール『森は生きている』が上演される。
新国立劇場では、平成17年度から現代舞台芸術に関する地域交流事業として、全国各地のすぐれた作品を新国立劇場との共催で上演する「地域招聘公演」を行ってきた。2026年は滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール制作の『森は生きている』を招聘する。
びわ湖ホールは、西日本初の4面舞台を備える本格的な劇場として1998年9月に開館。「創造する劇場」として専属の声楽家集団「びわ湖ホール声楽アンサンブル」を擁して、特色ある自主制作公演を行い、オペラ・コンサート・演劇・ダンス・古典芸能など多彩なジャンルの公演を実施している。特にオペラに関しては、<びわ湖ホール プロデュースオペラ>、<びわ湖ホール オペラへの招待>シリーズでクオリティの高い自主公演を制作し、国内外で高い評価を得てきた。また、2023年にびわ湖ホール芸術監督に就任した阪哲朗による<阪 哲朗オペラセミナー>では教育的な面にも力を注ぎ、実践的な学びの場を提供している。今回の新国立劇場での地域招聘オペラ公演は2013年『三文オペラ』、2017年『ミカド』に続く3作目となる。
オペラ『森は生きている』は、ロシアの児童文学作家マルシャークの名作を原作に、林光が日本語のテキストに作曲。美しい音楽と台詞で紡がれる心温まるこの物語を、びわ湖ホール声楽アンサンブルは2000年に室内オーケストラ版を初演以来、四半世紀にわたって大切なレパートリーとして再演を重ねてきた。今回は、新国立劇場中劇場にて、びわ湖ホール芸術監督 阪哲朗の指揮でおくる。
さらに、本公演では、開演前(13時30分~13時45分)には実際の舞台へ上がって舞台美術を間近に見ることができる舞台見学や、14:00からは演出家中村敬一による解説、そして客席を巻き込んでの歌と振付のレクチャーと、スペシャルな進行を予定している。子どもから大人まで、オペラが初めての方からオペラファンの方まで、たくさんの方が楽しむことができる公演となっている。
【あらすじ】
ある大きな国のおおみそか。むすめは、わがままな女王が気まぐれに出した"おふれ"のために、冬に咲くはずのないマツユキ草を探しに雪深い森へ出かけます。そこで出会ったのは 12の月の精たち。心優しいそのむすめのために 4 月の精は、ほかの月の精たちに頼んで 1 時間だけ「時」をゆずってもらいます。すると雪は消え、目の前にはたくさんのマツユキ草が...! マツユキ草を手に入れたむすめは、12 の月の精の秘密を誰にも話さないと約束し、4 月の精に指輪をもらい帰ります。そしてマツユキ草を渡された女王は、廷臣たちが引きとめるにもかかわらず、自らもマツユキ草を摘むために、むすめの指輪を持って吹雪の森へと出かけていきます。そこで冬の森の厳しい寒さや大変な経験を経て、女王は大切なことを学ぶのでした。