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代替タンパク質のこれから!ついに魚も誕生!『代替マグロ』とは?

オリーブオイルをひとまわし

代替タンパク質のこれから!ついに魚も誕生!『代替マグロ』とは?

代替タンパク質の開発は、いまもっとも熱い産業のひとつともいえるかもしれない。無印良品がコオロギせんべいを発売する、スーパーで手軽にソイミートが買えるなど、我々の暮らしにもその恩恵が徐々に広がりつつある。今回はそんななかでも注目度が上がっている代替マグロについて、徹底リサーチ。日本人の大好きなマグロの代替、一体何から作られているのだろう。

1. 代替タンパク質の開発と代替マグロ

爆発的な人口増加やそれに伴う環境への負荷から、さらには健康に対する意識などから、ここ数年代替食品市場は、拡大を続けている。海外のみならず、日本でも徐々に広がりを見せつつあり、大手食品メーカーからの商品も登場してきている。

代替肉の進化

これまで代替タンパク質の花形とされてきたのは、肉である。畜産は、大量の水と用地を使い、そのうえたくさんの二酸化炭素を放出するため環境負荷が大きい。さらに魚介類に比べるとカロリーが高いものも多く、健康的にも憂慮されることが多いのだ。ソイミートは急進的に開発が進み、いまでは普通の肉と遜色のない味わいにまで達している。

代替魚のこれから

対して、魚介類はそもそもがカロリー抑えめで畜産に比べると環境への負荷が軽いという印象であることもあり、それ自体が肉の代替え品と捉えられることもあった。そのため、代替魚、魚介類は、肉に比べると開発が遅れている分野でもあった。しかし、ここ数年で巻き返すように代替魚の開発が進んでいる。そのなかでもとくに注目を集めているのが代替マグロである。日本人が大好きなマグロ、アメリカでもtunaという名で親しまれている存在なのだ。

2. 代替マグロとは

代替マグロの始まりは、2018年。アメリカのAtlantic Natural Foodsが、大豆と酵母、さらにひまわり由来の素材から、代替マグロ「TUNO」を開発。それに追随するようにスタートアップ企業が続々と代替マグロの開発に取り組み始めた。さらにネスレなどの大手企業も参加し、熾烈な争いを繰り広げつつあるのだ。

海産資源を守る代替マグロ

畜産よりも環境負荷が少ないとはいえ、水産資源が無限にあるわけではない。国連によると世界の海洋水産資源の多くが枯渇しつつあるというのだ。このような流れからも代替マグロ、そして代替海産物の拡大は、急務とされているのだ。

生のマグロも

世界企業の中には、生きている魚の細胞をベースにした代替食品の開発に乗り出しているところもある。そのなかでもいま、生、そして寿司用のマグロを開発しているKuleanaが注目を集めている。鉄分や藻類、それにまつわる油やさまざまなタンパク質を原料とした、生のマグロの代替食材がすでに誕生している。味わいはもちろん、生の食感を再現しているそうで、寿司店など外食マーケットに展開を広げる構えだ。今後は、サーモンの開発にも着手すると示唆している。

3. 代替マグロだけじゃない!広がる代替タンパク質

コンビニエンスストアで植物性タンパク質をベースにした代替肉商品が販売されるなど、代替タンパク質旋風はとどまるところを知らない。代替マグロなど、世界の植物ベースのマグロ市場も同様に一層成長すると考えられている。農林水産省でもフードテック官民協議会が設立されるなど、国としてのバックアップにも注目が集まる。日本は少子高齢化で人口減少は免れられない。その点でもより効率的に代替タンパク質を作る必要性があるのだ。

コロナと代替タンパク質

コロナ禍では、買い物に行けないなどの理由から、生の食材を食べること、購入することの難しさが露呈した。その点でも代替タンパク質は、非常に有望だ。冷凍など、長期保存に向いているものが多い。これまでヴィーガンやベジタリアンなど、一定の食主義をもつ人たちに向けての商品であった代替タンパク質が、さまざまな理由によってすべての人へマーケットが広がった感がある。さらに感染症対策という側面から、動物性タンパク質を摂取すること自体を減らす動きもある。行動様式が変わるなかで、新たな産業として台頭することはまず間違いない。

結論

今後も、代替タンパク質の広がりは続くものと推測される。日本でも近い将来代替マグロを食べられる日が来るだろう。ポストコロナ、ウィズコロナの時代を迎え、何を選び、何を食べるのかがより多くの人に問われている。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 渡邉里英

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