ウインナー界の「漢字二文字界隈」で決戦 日本ハム「豊潤」が“挑戦者”宣言
自社商品の新プロモーションといえば、その魅力や強みをこれでもかとアピールするのが一般的です。
ところが日本ハムは、あらびきウインナー「豊潤」の新プロモーションを、自らを「挑戦者」と認めるところからスタートさせました。
しかも戦いの舞台として選んだのは、中価格帯あらびきウインナー市場の「漢字二文字界隈」。曰く、同市場のトップブランドに「後塵を拝している」とのこと。
【“漢字二文字界隈”の頂点を目指す「ジューシー豊」と「ウインナー師匠」】
■ 「豊潤」まさかの劣勢からスタート
日本ハムが9月3日からスタートしたのは、「漢字二文字界隈決戦 ジューシー豊 青コーナーからの逆襲~ウインナー師匠と歩む勝利への道~」と題した新プロモーション。
豊潤の化身である謎の覆面レスラー「ジューシー豊」が、スピードワゴンの井戸田潤さん扮する「ウインナー師匠」とともに、この“漢字二文字界隈”の頂点を目指して戦うという、何やら壮大な物語になっています。
まず気になるのが、プロモーション名にある「漢字二文字界隈決戦」という妙に限定的な舞台。ちなみに、肝心のライバルがどの商品なのかは明かされていません。あくまで相手は「漢字二文字界隈の強いライバル」です。
名前を出していないのにウインナー売り場を思い浮かべると……、なんとなく察してしまいそうになるのはさておき。
今回の挑戦の背景には、ウインナー売り場をめぐる厳しい戦いがありました。
■ 「美味しそう」で約2倍の差 漢字二文字界隈は厳しかった
豊潤は2017年2月に発売された商品。日本ハムの看板商品「シャウエッセン」よりも低価格帯のゾーンをターゲットとして投入されました。
ところが近年、この中価格帯のあらびきウインナー市場は競争が激化しているといいます。
日本ハムが2026年6月に実施した自社調査では、競合トップブランドと比較して「どちらが美味しそうか」と尋ねたところ、豊潤を選んだ人は17.5%。対する競合ブランドは36.6%で約2倍の差があったそうです。
ただし、これはあくまで「美味しそうか」という印象についての調査。実際に豊潤を食べた人に聞くと、約9割が「美味しい」と評価していたそうです。
つまり日本ハムからすれば、「食べてもらえれば評価されるのに、その前の段階で選ばれていない」という状態。
そこでまずは商品を手に取ってもらい、実際に食べてもらう機会を増やそうと始まったのが、今回のプロモーションです。
■ 「挑戦者」として青コーナーから
今回、日本ハムは豊潤を市場の王者ではなく、あえて「挑戦者(青コーナー)」と位置づけました。
つまり今回のプロモーションでは、王者に挑む側として青コーナーからスタートする設定。しかも豊潤のブランドカラーも青という、なんとも出来すぎた配役です。
商品がより美味しくなっていくまでの挑戦や改善の過程も伝えながら、中価格帯ウインナー市場のトップを目指すとしています。
そんな逆襲劇のトレーナーとして白羽の矢が立ったのが、「ハンバーグ師匠」でおなじみの井戸田潤さん。
今回は「ウインナー師匠」となり、謎の覆面レスラー「ジューシー豊」を鍛え上げます。
特設サイトでは、2人による逆襲の始まりを描いたオリジナル動画「青コーナーからの逆襲 EP1」も公開されています。
■ 全国の「豊」「潤」も漢字二文字界隈決戦に参戦
さらに第一弾企画として、名前に「豊」または「潤」の漢字が入っている人限定のプレゼントキャンペーンも実施。
対象者の中から抽選で100人に、「豊潤 あらびきウインナー」6パックがプレゼントされます。
そして、名前に「豊」と「潤」の両方が入っている人は当選確率が10倍。さらにXでキャンペーンをシェアすると2倍となり、両方の条件を満たせば最大20倍です。
キャンペーン期間は9月23日までとなっています。
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2026090405.html