酒販店で新たな取り組みスタート!日本酒を飲んで参加できる社会貢献「SakeBase」【千葉市中央区】
SakeBase(サケベース)は、日本酒専門の酒販店。
現社長の宍戸涼太郎さんが千葉工業大学在学中の2017(平成29)年に西千葉エリアで起業しました。
日本酒の恵みを身近に感じてほしい
「飲んだ瞬間に、その土地の風景が思い浮かぶような日本酒」を探し、全国各地450の酒蔵を訪問。
酒蔵と心を通わせ丁寧に仕入れた日本酒を販売するほか、千葉市内の耕作放棄地を利用した酒米栽培なども手がけています。
取り組みの源流には、「伝統産業の一つである日本酒に対して、より幅広い世代に関心を抱いてもらいたい」との思いが。
そしてこのたび、2店舗目が11月1日にオープンしました。
ここでは「新たな社会実験を取り入れる」というユニークなチャレンジを行います。
意外な仕掛けが社会貢献を自分事に
「日本酒を飲んで社会貢献」とはいかに。
「『応援する人を応援する』。例えば、『海をきれいにするプロジェクト』『千葉の干潟を保全する会』などの、誰かがやらないと成り立たないような活動に資金が再分配される構造を作りたい」と宍戸さんは話します。
店にはクレーンゲームが設置されており、購入者はプレーが可能です。
実はこれこそが「仕掛け」。
プレーのたびに、設定された団体へお金が寄付される(寄付金額が上がっていく)様子が店内のモニターで見て取れ、またそれは購入者にとって「社会貢献」が自分事に変わる瞬間です。
「今後、千葉県内の各団体を寄付先に設定してこの取り組みを継続していきたい」。
SakeBaseの新たな挑戦が温かな輪を広げていきます。
SakeBaseペリエ西千葉店
住所/千葉県千葉市中央区春日2-24-4
営業時間/午前10時~午後9時
電話/043-356-5217