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アナタのイメージは逆かもしれない。『焼き飯』と『炒飯』は同じ?違う?

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アナタのイメージは逆かもしれない。『焼き飯』と『炒飯』は同じ?違う?

チャーハンと焼き飯は同じものとされることが多い。しかし、似ているようで実際は別物だという話もある。実際のところ、何が違うのだろうか。作り方や味を比べてみたいところだ。そこで本記事では、いくつかの側面から焼き飯とチャーハンの違いについて見ていく。

1.焼き飯は手軽に調理できる、一方チャーハンは本格志向?

焼き飯とチャーハンの大きな違いのひとつは、調理法だ。まず焼き飯は、先に具材とごはんを炒めるのが一般的だ。そこに卵を加え、仕上げる。また、焼き飯はフライパンを使って作ることが多いだろう。それもあって、どちらかといえば手軽な家庭料理というイメージをもたれることが多い。具材も冷蔵庫の残り物などを入れ、いわばごった煮の味を楽しめる料理といえそうだ。特別な調理器具や設備がなくても、さっと作れるのが嬉しい。

一方チャーハンの作り方だが、最初に卵を入れることが多い。そしてごはん、ほかの具材の順に加えていく。最初にごはんを入れると焦げ目が付きやすく、それが焼き飯の香ばしさを生んでいるといえる。本格的な味に近づけるなら、油を多く使って強火で炒めるのがセオリーだ。チャーハンはフライパンで手軽に作ることもできるが、たとえば中華鍋を使うなど、どちらかといえば作り方にこだわる人が多いのではないだろうか。また、チャーハンは卵の食感が重要だ。上手く調理できれば、油をほどよく吸ったふわふわの卵を楽しめる。また、ごはんに焦げ目が付くことはあまりなく、柔らかさを保った食感を味わえる。焼き飯はより手軽、チャーハンは少し気合いを入れる料理だともいえそうだ。ただ、どちらかがより優れているわけでは決してなく、いずれも美味しく食べられる。

2.焼き飯とチャーハン、味付けの幅にも違いあり!

焼き飯とチャーハンには、味付けの傾向による違いもある。焼き飯の味付けは、ひとことでいえば何でもありだ。しょうゆ、もしくは塩こしょうが定番ではあるが、ほかにもコンソメなどによる洋風や出汁風味、すき焼き風の甘辛味など、アレンジをしやすい。冷蔵庫にある調味料を使うだけで、十分美味しく仕上げられるのが焼き飯の魅力だ。

チャーハンもある程度アレンジがきくが、基本的には塩こしょうとしょうゆで味付けするのが定番ではないだろうか。こだわるなら、中華スープの素などを加えるのもよい。これが基本で、アレンジするならたとえばキムチを加える、エスニック風に仕上げるなどが考えられる。チャーハンは油をしっかり使って強火で調理することから、どちらかといえば強めの味付けが合うだろう。アレンジのしやすさでいえば、焼き飯のほうが簡単だといえる。

3.焼き飯とチャーハンは地域によって呼び分けられる?

作り方のほかに、地域によって焼き飯とチャーハンが呼び分けられているという話がある。おおまかな傾向として、関東ではチャーハン、関西では焼き飯と呼ばれるようだ。理由として、かつて東日本では焼きおにぎりのことを焼き飯と呼んでいたようだ。そのため、区別のためにチャーハンと呼ばれ始めたと考えられる。関西ではそのような呼び方をする文化がなかったことから、焼き飯が定着したと考えられる。なお、呼び方が違うからといって、作り方が明確に分かれているというわけでもない。

たとえば飲食店によっては、作り方としてはチャーハンに分類される場合でも焼き飯というメニュー名が使われることがある。逆に、焼き飯がチャーハンと呼ばれる場合もあるだろう。中華料理店ではチャーハンと呼ばれることが多いだろうが、決して100%ではない。先ほど作り方の違いについて説明したが、実際のところは厳密に区別されているわけではない。地域の中でも差があり、極端にいえば店ごと、あるいは家庭ごとに違うといってしまってもよいだろう。したがって、呼び方の区別は曖昧だといえる。ひとまずは、東西により呼び方におおまかな傾向がある、くらいをおさえればよいだろう。

結論

焼き飯とチャーハンは、作り方に違いがある。おおまかには具材を入れる順番だけではあるが、仕上がりの味や食感には違いが出やすい。焼き飯のほうが、より手軽に作れる家庭料理というイメージが強いのではないか。また、焼き飯とチャーハンには地域による呼ばれ方の差もあり、作り方によらない場合もある。地域差の話は複雑なので、まずは作り方の違いを覚えるのがおすすめだ。

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