【2024】北九州市内のお祭り12選 地域に根付く伝統的な祭りから三大祭りまで一気に紹介【北九州市】
最近は暑い日が続き「夏がやってきたな~!」と感じている人も多いのではないでしょうか。夏のイベントといえば<お祭り>。北九州市内でも各所で祭りが開催されます。
今回は北九州市内で行われる12のお祭りをピックアップ。地域に根付く伝統的な祭りから三大祭りまでまとめて紹介するので、夏のお出かけの際に活用してくださいね。
中央祇園(7月13日~15日開催/八幡東区)
7月13日~15日には、八幡中央区商店街ふれあい広場と中央町周辺で「中央祇園」が開催されます。
官営八幡製鐵所の誕生から城下町として栄えた八幡東区中央町。戦前から続けられている祇園山笠は、人形飾り山笠が八幡中央区商店街アーケードや中央町周辺、東田地区を昼夜練り歩きます。
前田祇園(7月13日~15日開催/八幡東区)
「前田祇園」が7月13日~15日に行われます。御神幸は仲宿八幡宮で、競演会はまえだぎおん山笠通りで開催されるとのこと。
八幡東区前田地区に古くから伝えられている前田祇園山笠は、仲宿八幡宮の祭礼に奉仕する氏子の山笠行事です。平成13年3月30日に北九州市無形民俗文化財に指定され、平成17年には八百年祭を迎えました。
貴船神社夏祭り 鳴水祇園山笠(7月13日、14日開催/八幡西区)
7月13日と14日には、鳴水公園と貴船神社、八幡西区鳴水地区で「貴船神社夏祭り 鳴水祇園山笠」が開催されます。
鳴水祇園山笠は、貴船神社の氏子により古くから行われている祭礼です。平成12年には貴船太鼓保存会の鳴水水神会が発足し、子どもたちへ太鼓や鳴水の伝統行事等の継承活動を行っています。
黒崎祇園山笠(7月15日・19~22日開催/八幡西区)
福岡県の無形民俗文化財に指定されている「黒崎祇園山笠」が7月15日と19~22日、北九州市八幡西区の黒崎地区で開催されます。
八幡西区黒崎地区でおよそ400年以上続く黒崎祇園山笠。春日神社、岡田宮、一宮神社の氏子によって守られてきた伝統行事です。
見どころは、前夜祭の「山笠競演会」と最終日の「解散式(フィナーレ)」。中日2日間は山笠が各地域を神幸します。
小倉祇園太鼓(7月19日~21日開催/小倉北区)
小倉北区内の各所で7月19日~21日の3日間にわたって、国指定重要無形民俗文化財「小倉祇園太鼓」が開催されます。
小倉祇園太鼓は、北九州市の中心部である小倉で400年続いている「国指定重要無形民俗文化財」に指定された祇園祭です。小倉城を築城した細川忠興公が城下の無病息災と城下町繁栄を願い、1617年に京都の祇園祭を模して始めたとされています。
山車の前後に太鼓を載せる形となっており、全国的にも珍しい太鼓の両面かつ歩行打ちが特長。太鼓、ヂャンガラ(摺り鉦)、山車をひく子どものお囃子(おはやし)により一つとなった音の調和を聞くことができるそうです。
茶屋町祇園(7月23日~25日開催/八幡東区)
7月23日~25日には、茶屋町公園と茶屋町地区各町内で「茶屋町祇園」が開催されます。
茶屋町祇園では、飾り山笠と子どもちょうちん山笠が町内をまわります。ちょうちん山笠は夜景に良く映えるのだとか。
枝光祇園(7月26日~28日開催/八幡東区)
7月26日~28日は、八幡東区山王・上本町周辺(第一区)と枝光八幡宮周辺(第二区)で「枝光祇園」が行われます。
枝光祇園には、疫病を表す赤鬼や青鬼も登場。御神輿は、枝光各地区を一日ごとに御神幸します。山笠が坂道をのぼっていく八幡東区ならではの光景を見ることができるそうですよ。
折尾神楽「夏越祭」(7月27日開催・八幡西区)
7月27日には、折尾西公園で折尾神楽「夏越祭」が行われます。
折尾神楽は、大阪で開催された万国博覧会で国際的な喝采を浴びた「石見神楽」を基に創作されました。当日の演目では、華麗な衣装をまとった小学生からお年寄りまで幅広い世代の住民が参加。北九州の郷土芸能としてすっかり定着しています。
また、地域住民によるバザー、餅まきも併せて行われるとのことです。
戸畑祇園大山笠競演会(7月27日/戸畑区)
戸畑区役所周辺で7月27日、「戸畑祇園大山笠競演会」が開催されます。時間は午後6時30分から午後9時まで。現在、先着順で自由席が発売中です。
戸畑祇園大山笠競演会では、12段・309個の提灯を重ねた光のピラミッド「提灯大山笠」を見ることができます。「ヨイトサ、ヨイトサ」のかけ声で進んでいく提灯大山笠の姿は圧巻。夏の夜に浮かび上がる提灯大山笠は、この季節ならではの風景です。
わっしょい百万夏まつり(8月3日・4日開催/小倉北区)
「未来へ一歩!~次世代につなぐ市民のまつり~『わっしょい百万夏まつり』」が8月3日と4日、北九州市小倉北区にある小文字通り・小倉城周辺・勝山公園ほかで開催されます。前日の8月2日にはミクニワールドスタジアム北九州で、前夜祭の「共催花火大会」が行われるそうです。
「わっしょい百万夏まつり」は、昭和63年の北九州市制25周年を機に市民意識の一体化や市の活性化、イメージアップを目的に誕生した市民参加型のまつり。反響の大きさから今日まで継続され、今年で37回目を迎えます。
北九州市の夏の風物詩として定着しており、まつり期間中には約1万5000人の参加者が集います。市内外からの観衆が沿道を埋め尽くす、にぎわいのある大きなまつりです。
八幡南お盆まつりと花火大会(8月16日開催/八幡西区)
八幡西区を代表する夏祭り「八幡南お盆まつりと花火大会」が8月16日、香月中央公園運動場(北九州市八幡西区香月西4-1)で開催されます。時間は午後6時から午後9時20分まで。雨天の場合は延期となり、8月17日に行われる予定です。
今年で第26回目を迎える「八幡南お盆まつりと花火大会」。毎回3万人以上の人で賑わう、八幡西区を代表する夏祭りです。
当日はキッズダンスや香月中学校のマーチング演奏の後、地域総出の盆踊りが行われます。また、総盆踊りの後には八幡西区で唯一の花火大会が開催。今回の花火大会では、八幡西区制50周年記念した“音楽とレーザー光線に合わせた花火”などが華やかに祭りを盛り上げます。
まつりみなみ2024 in 小倉駐屯地(8月31日開催/小倉南区)
陸上自衛隊小倉駐屯地(北九州市小倉南区北方5-1-1)で8月31日に、小倉南区の一大イベント「まつりみなみ2024 in 小倉駐屯地」が開催されます。
当日は、花火やステージ、踊りなど楽しいイベントが盛りだくさん。詳細は北九州市のホームページで随時お知らせがあるとのことです。
お祭りによってはチケットの購入が必要
祭りによっては、チケットの購入が必要です。料金やアクセス方法などの詳細は、北九州市や祭り主催者のホームページを事前にチェックしておきましょう。
※2024年7月9日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)