断食中で空腹だからといって早食いは厳禁?!ゆっくり「咀嚼(そしゃく)」して食べることで得られる多くの効果とは?【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
免疫力のために早食いは厳禁【1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法】
「咀嚼」も免疫力向上を促す
16時間断食をしていると、断食後の食事の際、急いで食べてしまうことがあります。しかし、免疫力の面で見てもこれはNG。とにかく、ゆっくり咀嚼(そしゃく)して食べることを意識してください。
よく噛まずに食べる場合のデメリットは、ついつい食べすぎてしまうことです。せっかく体調を整えるために断食をしているのに、これでは意味がありません。もちろん食べ過ぎは肥満や糖尿病などになる可能性が高まり、免疫力も低下します。
ゆっくり嚙んで食べれば、唾液が多く分泌されます。唾液には、殺菌や抗菌の作用があるので、それが少ないと細菌やウイルスが侵入しやすくなります。さらに、唾液の成分であるペルオキシダーゼには、発がん性物質を抑制する効果もあるため、健康のためにも咀嚼は重要なのです。
他にも、よく嚙まないことによって、口の機能が衰え、食べることや話すことに支障が出てくる可能性があります。
一方、よく嚙んで食べることは、いいことずくめです。食べている途中でしっかりと満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防げます。また、胃腸の働きが活発化することで、副交感神経が刺激されて、免疫力が上がります。もちろん、よく嚙んだ分だけ食べたものの消化吸収はよくなりますし、虫歯や歯周病も予防できます。さらには、嚙むことで脳が活性化され、認知症の予防にもなるのです。
出典:『1週間で勝手に最強の免疫力がつくすごい方法』