児童福祉施設入所にかかる徴収金を過大に徴収 上越児童・障害者相談センター
児童相談所業務を行う上越地域振興局児童・障害者相談センターは2025年7月30日、児童が児童福祉施設等へ入所する際にかかる徴収金について、金額の認定に誤りがあり、過大に徴収していたと発表した。該当件数は2023年度から2024年度までの2世帯4件で、過大徴収額は計約37万円。
同センターによると、徴収金は児童の扶養義務者の収入状況などにより算定しているが、認識の誤りにより算定対象に含まれない継父母などを対象に入れて算定していたという。7月4日に本年度の認定額を見直していて誤認定に気付き、過去分を調査して判明した。同28日まで県内のほかの児童相談所も調査したが、同様の事例はなかった。現在当該扶養義務者に謝罪と説明を行っており、今後過徴収金を還付する。
同センターでは再発防止策として、複数職員による確認の徹底や、費用認定事務に関する研修などを行うとしている。