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完成間近だった魚の彫像 「卑猥だ」と苦情が相次ぎ取り壊される(モロッコ)

Techinsight

「富の象徴」として建てられた魚の彫像(画像は『The Sun 2020年9月18日付「FREE WILLY ‘Penis-shaped’ statues of leaping fish are torn down in Morocco after furious locals brand them ‘pornographic’」(Credit: Facebook)」』のスクリーンショット)

このほどモロッコの彫刻家が手がけていた2匹の魚の彫像が、住民からの苦情が相次いだことから取り壊されることになった。その苦情は「魚が卑猥なものに見える」ということだった。『En24 News』『The Sun』などが伝えている。

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モロッコのケニトラ州の都市で市のシンボルとなる新しい彫像を建てる計画が進められ、幹線道路のロータリー交差点に目立つようにして彫像の制作に取り掛かっている最中だった。ところが最近、この彫像が取り壊されることに決まった。

彫像は地元の彫刻家の男性が手がけており、2匹の躍動感ある魚が天に向かってそびえ立つ作品で彼は「大西洋沿岸の主要都市としての富を象徴してつくっている」と語っていた。しかし住民からはこの2匹の魚が「卑猥なものに見える」と多数の苦情がケニトラ市の自治体に寄せられた。

さらに同市自治体のFacebookには「こんな卑猥なものにいくら費用がかかったのか? この費用は他に適した使い道があったはずだ」と詰め寄るような意見も届いたが、ケニトラ市は「彫像はケニトラ州内にあるがケニトラ市内にはない」とコメントしている。

結局、この彫像は完成間近にもかかわらず、今月17日から彫刻家の男性の手によって取り壊しが始まった。男性は悔しさをこらえながら、次のように語った。

「この2匹の魚を形作った後、もっと完成度を上げるためブロンズ色にペイントしようと思っていました。鱗をつけることも考えていたんですよ。それだけでなく音楽に合わせて水が噴射する装置を設ける計画もあって、夜にはライトアップする予定でした。しかし私の作品は、仕上がる前に取り壊されなければならないのです。」

また男性は苦情が寄せられるようになったことについて、モロッコのイスラム主義の政党「公正発展党」が仕向けたのではないかと疑っているようだ。男性はこの政党に批判的な意見を唱えていたため、反感を買ったと信じているという。

男性の主張について事実を知る由もないが、実際に彫像を見た人々の目にはやはり「男性器にしか見えない」という声がSNSに多数寄せられている。

画像は『The Sun 2020年9月18日付「FREE WILLY ‘Penis-shaped’ statues of leaping fish are torn down in Morocco after furious locals brand them ‘pornographic’」(Credit: Facebook)」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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