【横須賀 観光スポットレポ】猿島 - フェリーで10分の別世界へ!日帰りモデルコースも
日帰り旅行で行く大人の島時間
神奈川県・横須賀にある無人島「猿島(さるしま)」は、東京から電車とフェリーで約90分。
都心から気軽に行ける“日帰り旅行”先として人気の観光スポットです。
美しい海と苔むしたレンガトンネル、そして歴史ある要塞跡が点在する島内は、まるで異世界のような雰囲気。
この記事では、実際に訪れてわかった猿島観光の費用・所要時間・見どころ・モデルコース・アクセスマップを詳しく紹介します。
これを読めば、初めての猿島観光も安心です!
湘南人Instagram リール動画にもまとめましたので、ぜひご覧ください。
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猿島とは?その魅力と歴史
「猿島」は神奈川県横須賀市にある東京湾唯一の自然島で、全長約1.6km、徒歩で1時間ほどで一周できます。
明治時代には東京湾防衛の拠点となる「要塞の島」として整備され、戦後まで一般人の立ち入りが禁止されていました。
現在は観光地として一般開放され、トンネルや砲台跡などの歴史遺構が多く残されています。
自然と人工の遺構が融合した風景は「リアル・ラピュタ」とも呼ばれ、写真映えスポットとしても大人気。
猿島は、日本遺産(猿島砲台跡)としても登録されています。
猿島の名前の由来
その名の通り“猿”にまつわる由来を持つ猿島。
古くは島の形が猿に似ていることから「猿島」と呼ばれたという説が有名です。
また、鎌倉時代に日蓮上人が嵐で遭難し、この島に流れ着いたことから「申の島」と命名したという伝承も。
神秘的でロマンのあるストーリーが、今も観光客の興味を引きつけています。
猿島観光の所要時間とモデルコース
猿島観光の所要時間は、平均2〜3時間が目安。
島を一周するだけなら約60分ですが、要塞跡や展望台をじっくり見学したり、カフェで休憩したりすると半日ほど楽しめます。
猿島観光モデルコース(約3時間)
10:00
横須賀中央駅に到着。徒歩15分で三笠桟橋へ。
10:30
フェリーで出発(所要約10分)。海風が心地よいミニクルーズ。
10:45
猿島到着!まずは「要塞エリア」へ。レンガトンネルや弾薬庫を散策。
11:30
展望台から東京湾と富士山を眺める。写真スポット多数。
12:00
猿島カフェで軽食または手ぶらBBQランチ。
13:00
自然遊歩道を歩いて島を一周。海辺のベンチで休憩。
13:45
フェリーで帰港。三笠公園を散歩して終了。
このプランなら、朝出発して午後には横須賀観光やショッピングも楽しめる“日帰り旅”が叶います。
猿島観光の費用まとめ
往復フェリー
2,000円
BBQセット
約5,000円〜
軽食・カフェ
1,000〜1,200円前後
合計目安
約3,000〜7,000円
猿島観光の費用は、フェリー代(猿島公園入園料込み)が基本です。
そのほか、ランチ代やバーベキュー利用料を含めても1人あたり3,000〜7,000円程度で満喫できます。
アクセス方法とフェリー情報
猿島へは、三笠桟橋からフェリーで約10分。
京急「横須賀中央駅」から徒歩約15分で桟橋に到着します。
運航会社は「株式会社トライアングル」で、1時間おきに定期便が出ています。
運航時間(3月〜10月):9:30〜17:00運航時間(11月〜2月):9:30〜16:00
フェリーから見る横須賀港や海自艦船の姿も見どころのひとつ。
観光客の多くは“船旅”そのものを楽しみにしています。
見どころ① レンガトンネルと要塞跡
島の中心部には、明治時代に造られたレンガトンネル群が残されています。
これらは弾薬庫や兵舎をつなぐ通路で、赤レンガの壁と苔むした雰囲気がとてもフォトジェニック。
光が差し込む瞬間に撮影すれば、まるで映画のワンシーンのような一枚に。
見どころ② 展望台からの絶景
展望台からは東京湾と横須賀港、晴れた日には富士山まで見渡せます。
風を感じながら景色を眺める時間は、まさに“島時間”。
デートにもおすすめの絶景ポイントです。
見どころ③ ビーチと自然遊歩道
猿島の海は透明度が高く、夏季には海水浴や釣りも楽しめます。
「SARUSHIMA BBQ」では手ぶらでバーベキューも可能。
島を一周できる自然遊歩道も整備されており、野鳥観察や森林浴にぴったりです。
猿島観光の基本情報
名称
猿島(さるしま)
住所
〒238-0019 神奈川県横須賀市猿島1
アクセス
京急「横須賀中央駅」徒歩15分→三笠桟橋からフェリー約10分
フェリー運航会社
株式会社トライアングル(TEL:046-825-7144)
フェリー往復料金
大人2,000円/中学生1,750円/小学生1,000円(公園入園料込み)
※横須賀市民は半額
所要時間目安
約2〜3時間(観光+移動含む)
駐車場
三笠公園駐車場(徒歩3分)
公式ページ
猿島オフィシャルサイト(株式会社トライアングル)
まとめ 日帰りで行く非日常の冒険旅
猿島観光は、日帰りでもしっかり“旅気分”を味わえる大人のアクティビティ。
海風を感じながら要塞跡を歩けば、まるで過去と現在が交差するような感覚になります。
「費用は手頃・所要時間は短め・アクセス抜群」――
それでいて、写真映えも自然体験も叶う。そんな欲張りな日帰り旅行ができるのが猿島です。
次の週末は、都会の喧騒を離れて10分の無人島旅へ。
非日常の静けさと冒険が、あなたを待っています。