ノンアルコールビールの健康への影響は?メリットや選び方を解説
ノンアルコールビールは健康に良いの?
※画像はイメージです。
ノンアルコールビールはアルコールを含まない、または微量しか含まず、肝臓を休めたいときや飲酒量を抑えたいときにはビールの代わりとして適しています。
ただしノンアルコールビールのなかには糖質を多く含むものもあるので、飲み過ぎには注意が必要です。(※12)
アルコールが微量入っているものがあるので注意!
ノンアルコールビールとは、アルコール分が1%未満のビールテイスト飲料のことです。
1%未満の微量のアルコールが含まれていても「ノンアルコール」とうたって法律的には問題ありませんが、もともとアルコールに弱い人や多量に飲んだときには酔ってしまう可能性があることを覚えておきましょう。(※2)
ノンアルコールビールの健康効果とは?
健康効果
通常のビールと比べて肝臓への負担が少ない
リラックス作用がある
ノンアルコールビールは通常のビールと比べて、アルコールによる肝臓への負担が少ないため、休肝日の飲み物として適しています。
またノンアルコールビールに苦みや香りをつけるために用いられるホップにはリラックス作用があるので、緊張感や不安感をやわらげたいときに役立ちます。(※13)
健康志向の方むけ!ノンアルコールビールを選ぶポイント
ポイント
糖質・カロリー・プリン体が少ないものを選ぶ
原材料・添加物で選ぶ
アルコール分が0.00%のものを選ぶ
特定保健用食品や機能性表示食品を選ぶ
糖質・カロリー・プリン体が少ないものを選ぶ
ノンアルコールビールの糖質やカロリーは商品によって異なります。特にダイエット中にはなるべく糖質が少なく、カロリーの低いものを選びましょう。
またプリン体を摂り過ぎると血液に尿酸がたまります。尿酸値が気になる場合はプリン体が少ない商品がおすすめです。(※4)原材料・添加物で選ぶ
ノンアルコールビールは商品によって使われているものが異なります。主原料である大麦、ホップ、水のほか、米やコーンスターチ、また香料や甘味料、着色料、酸味料といった添加物が加えられていることもあります。
添加物が苦手な場合はなるべく使われている数が少ないものを選ぶといいでしょう。アルコール分が0.00%のものを選ぶ
アルコール分が1%未満のビールテイスト飲料を総称して、ノンアルコールビールと呼びます。アルコールを控えたいときやアルコールに弱い人は、アルコール分が0.00%と明記されているものを選びましょう。(※2)
特定保健用食品や機能性表示食品を選ぶ
ノンアルコールビールのなかには、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする特定保健用食品や、食事の脂肪の吸収を抑える機能性表示食品に該当する商品があります。
より健康を意識してノンアルコールビールを飲みたい場合は、特定保健用食品や機能性表示食品がおすすめですよ。(※56)
【Q&A】ノンアルコールビールは妊娠中・授乳中に飲んでも良い?
A:アルコール分が0.00と表記されているノンアルコールビールは、一般的に妊娠中や授乳中に飲んでも問題ないといわれています。
商品によっては「妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。」といった案内があるので、注意しましょう。また、ノンアルコールビールといっても1%未満のアルコール分を含むものもあるため、必ず表示を確認する必要があります。ノンアルコールビールについて、心配な方は医師に相談のうえ、取り入れましょう。(※57)
【Q&A】運転する人がノンアルコールビールを飲んでも良い?
A:アルコール分が0.00と表記されているノンアルコールビールについては、運転する人が飲んでも問題ありません。
ただしノンアルコールビールのなかには1%未満のアルコール分を含むものもあります。酒気帯び運転にならないためにも必ず表示を確認しましょう。(※8)
【Q&A】ノンアルコールビールで太ることはある?
A:ノンアルコールビールには糖質量の多い商品があり、飲み過ぎると太ることがあります。
またノンアルコールビールに含まれるホップの苦み成分には、食欲を増進させるはたらきがあります。ノンアルコールビールを片手に、ついつい食べ過ぎてしまわないよう注意しましょう。(※39)
【Q&A】一日にどれくらいの量まで飲んでも良い?
A:特定保健用食品である「アサヒ ヘルシースタイル」を例にすると、ノンアルコールビールは一日1缶が目安です。
ビールよりも手軽に飲みやすいからとはいえ、たくさん飲むことはおすすめできません。またノンアルコールビールを飲み過ぎるとお腹がゆるくなる場合があるので、飲み過ぎないよう気を付けましょう。(※5)
【Q&A】ノンアルコールビールは毎日飲んでも大丈夫?
A:ノンアルコールビールはビールと比べて肝臓への負担は軽いですが、商品によっては糖質や添加物を多く含むものがあり、毎日飲むことはおすすめできません。(※1)
ノンアルコールビールは健康へのメリットがある
ノンアルコールビールは通常のビールと比べてアルコール分が少なく、肝臓への負担が軽いという特徴があります。ビールの代わりとして取り入れることで休肝日でも我慢をする必要がありません。
アルコールを完全に控えたいときには、アルコール分が0.00%かどうかを確認するようにしてくださいね。
【参考文献】
(2024/04/03参照)