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大須観音|好きな具材を自分でチョイス!フィリピンで愛されるパフェ風かき氷「ハロハロ」

ナゴレコ

以前から気にはなっているけど、なかなか訪問するタイミングがない。
そんなお店が、みなさんにもひとつくらいはあるのではないでしょうか。

今回私が訪問したお店は、ナゴレコのライターとなってから長らく気になりつつも、その独特なコンセプトからなかなか足を運べずにいたお店です。

日本と同じアジア圏だけど、食文化の観点からはやや馴染みが薄い印象の「フィリピン」という島国。
そんなフィリピンで食べられている冷たくてとっても甘いユニークなスイーツを、この日初めて食べに行ってみました。

本場フィリピンから仕入れたこだわり食材を使用♪大須にある気になるお店「LA MERIENDA HALO HALO(ラ・メリエンダ ハロハロ)」

大須の一角に発見!フィリピンの定番スイーツを食べられるユニークなお店

この日やってきたのは、大須の本町通沿いにある「LA MERIENDA HALO HALO(ラ・メリエンダ ハロハロ)」さん。

ここは、フィリピンで日常的に食べられているスイーツ・ハロハロを主軸に、アボカドシェイクやウベソフトクリームなど、日本ではちょっと珍しい味わいのユニークなスイーツを食べられるお店。

同店の存在は以前から知ってはいたのですが、そのニッチさからなかなか足を運ぶタイミングがつかめず、今回が初の訪問となります。

お店のホームページによると、このお店は日本初のフィリピンスイーツ専門店ということ。

実際にお店の方から話を聞いてみても、「昼間からフィリピンスイーツを食べることができるのはうちくらいじゃないかな」ということでした。

思ったよりも奥行きがあった!店内は一方通行&イートインスペースは少なめ

お店の入口は角地にあり、外から見ると店舗の規模はかなり小さめ。しかし、いざ店内へ入ってみると、想像していたよりもかなり奥行きがありました。

ただし、店舗面積の大半をキッチンとして利用しているため、客の入れるスペースは人ひとりが通れるほどの通路のみ。入口とは別に出口が奥にあるため、必然的に一方通行となります

またイートインスペースは店内に1組分しかないため、埋まっている場合は屋外に配置されたベンチを利用するかテイクアウトして別の場所で食べることになるということを留意しておきましょう。

看板商品の「ハロハロ」は16種類のトッピングから好きなものをチョイス

商品の一覧は店頭の壁面に掲示されているので、ここからオーダーするスイーツを選びます。

看板商品のハロハロはSからXLまで4つのサイズを展開。Sサイズでも量はたっぷり入っているということなので、今回は手始めにSサイズでオーダーすることにしました。

オーダーしたハロハロのサイズによって、16種類あるトッピングの中から好みのものを所定の数選ぶことができます。

今回はSサイズをオーダーしたので、リストの中からウベアイス、あずき、マカプノ(ココナッツ果肉)、レチェフラン、バナナの5種類をチョイス。

しかしここで、残念ながらバナナの品切れが発覚。代替えのトッピングを迷っていると、お店の方が「ピニピグ(クランチ)を入れると食感が面白くなるよ」と教えてくれたので、おすすめに従ってピニピグを追加することにしました。

ちなみに、日本ではあまり聞き慣れない「ウベ」というのは、鮮やかな紫色とまろやかな風味が特徴の、日本でいう紅山芋(だいじょいも)もこと。

日本南部のリゾート地で見かける紫芋のアイスクリームではなく、現地で使われているものと同じアイスクリームを輸入して使用しているところが同店の特徴でしょう。

オーダー後は、お店の方がひとつひとつてねいにトッピング入りのハロハロを盛り付けてくれます。

個性豊かなトッピングをボリュームたっぷりに盛り付けていくその様子は、見ているだけでとてもワクワクします♪

よく混ぜて食べよう!パフェとかき氷のいいとこどりな新感覚スイーツ

●ハロハロ/Sサイズ 810円(税込)

自分好みのトッピングを組み合わせてオーダーしたSサイズのハロハロ。カップの底にはピニピグとあずき、上部にはウベアイス、レチェフラン、マカプノが乗っています。

まずは、上に乗っている具材をそれぞれ堪能。

ウベアイスはねっとりとした食感が特徴で、サツマイモとバナナを合わせたような独特な風味を感じられます。

レチェフランは、ひと言でいうと「とっても甘い超固めプリン」のようなもの。フィリピンの人たちは甘いものが大好きなので、ここにさらにガムシロップを追加して食べることもあるのだとか。

マカプノはココナッツ果肉をシロップ漬けにしたものなので、強い甘みの中にココナッツの風味があり、コリコリとした繊維質な固さが特徴です。

と、ここでお店の方からひとつアドバイスが。

“ハロハロ”とは、日本語に訳すと「混ぜこぜ」という意味なので、ハロハロを食べるときは全体をよくかき混ぜてくちゃくちゃにするのが正解

見た目はとても残念な感じになってしまいますが、こうすることですべての具材が均一になり、最後まで美味しく食べることができるのです。

そして、食べ始める前まではかなりボリュームがあるように見えていましたが、カップの中身はほぼ氷なので思いの外さらっと完食。

提供されたままの状態で食べてみても全体的にかなり甘めな印象を受けたのに、本国で食べられているものはもっと甘みが強いのだとか。

やはり国が違えば、そこで愛される味覚も違うんですね。

お店のこだわりは本場フィリピンから取り寄せている珍しい食材たち

今回Sサイズのハロハロをいただきましたが、訪問する前は「Sサイズなのに810円って、ちょっと高くない!?」というのが正直な思いでした。

しかし、一番控え目なサイズのものでも量はたっぷりで、それぞれの食材をできるだけ現地と同じものにしようと頑張っている努力を考えれば、この価格はきっと妥当なのではないでしょうか。

初めて珍しいものを口にするときは勇気が必要となりますが、この記事を読んで少しでも興味を持ってもらえたのなら、ぜひ一度ハロハロを食べてみて欲しいと思います。

ぜひ試してみてくださいね♪

INFORMATION

店名:

ラ・メリエンダ ハロハロ (LA MERIENDA HALO HALO)

住所:

愛知県名古屋市中区大須2-15-11 SKビル 1F

営業時間:

11:00 - 19:00

Web:

https://twitter.com/LA_HALOHALO

一人当たりの予算:

〜¥1000

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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