朝の「みそ汁」に入れるだけ。腸がよろこぶ“春のゆらぎ肌”対策食材
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。春は気温差や花粉、乾燥の影響で、肌のコンディションがゆらぎやすい季節です。そんなときは、外側のケアだけでなく、内側からうるおいを支える視点も大切です。今回は肌の潤いの仕組みと、日常に取り入れたいインナーケアをお届けします。
1.角層を満たす「細胞間脂質」と「天然保湿因子」
肌の最も外側にある角層は、水分を保持する重要な役割を担っています。
その働きを支えるのが、細胞間脂質(セラミドなど)と天然保湿因子(NMF)です。
細胞間脂質は角層のすき間を埋めて水分の蒸発を防ぎ、天然保湿因子は水分を吸収・保持する働きがあります。
これらが不足すると、乾燥の一因となり、それに伴い肌のごわつきを引き起こすことも。
うるおいのある肌には、この両者のバランスが欠かせません。
2.外的刺激から守る「バリア機能」の働き
角層のうるおいが保たれている状態は、バリア機能が正常に働いている一つの目安といえます。
バリア機能は花粉、摩擦、化学物質などの外的刺激から肌を守り、肌内部の水分蒸発を防ぐ役割があります。
しかし乾燥や生活習慣の影響などにより機能が低下すると、刺激を受けやすくなり、肌荒れにつながってしまうことも⋯…。
うるおいを保つことは、健やかな肌を育てることにもつながります。
3.うるおいを支えるインナーケア習慣
肌の土台を整えるためには、毎日の食事も重要な要素です。
たんぱく質や発酵食品、ビタミン類をバランスよく取り入れることは、健やかな肌状態を支える一因になります。
また、腸内環境と肌のコンディションには関係があるとされています。
そこで取り入れやすいのが、やさしく身体を温めながら栄養を補える一杯。
春キャベツの甘みとしめじのうま味、豆乳のコクを味噌でまとめたみそ汁は、健やかな食生活の一例として取り入れやすい一品です。
参考資料:うるおいを保つしくみ
春キャベツとしめじの豆乳みそ汁
材料(2〜3人分) 調理時間15分
だし汁……300〜400mL
みそ……15〜20g
無調整豆乳⋯⋯100mL
春キャベツ⋯⋯100g
しめじ……2分の1袋
ごま油⋯⋯少々
作り方
1 春キャベツは食べやすい大きさに、しめじは石づきを切り落としてほぐす。
2 鍋にだし汁と1の春キャベツとしめじを入れて中火にかける。
3 沸騰したら火を弱め、無調整豆乳を加えて煮立たせないようにする。
4 全体が温まったら火を止めてみそを溶き入れる。
5 器に盛ってごま油を垂らしたらできあがり。
坂下莉咲/発酵食品マイスター/スキンケア指導士