〔8割のママが悩み〕6~9歳児「中間反抗期」の乗り越え方 親子の信頼関係構築のチャンスにもなる
中間反抗期にストレスを感じるママは8割。どう向き合う? 子どもの反抗的な態度や口答えに悩むママ必見! 先輩ママが実践した接しかたの工夫や前向きに向き合うアドバイスやヒントを紹介します。
【▶グラフ】 「中間反抗期」は約7割の子どもに見られた6~9歳くらいの時期に訪れるとされている「中間反抗期」。
子どもの成長過程だと頭ではわかっていても、反抗的な態度や無視、口答えなどの行動にストレスを感じ、「どうやって乗り越えたらいいの?」と悩むママも多いのではないでしょうか。
今回は、先輩ママたちが実践した具体的な接し方の工夫や、心が軽くなるようなアドバイスをご紹介します。
アンケート概況:
コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2025年6月2日~13日インターネット上で実施。有効回答数は137件。
8割のママが実感! 反抗的な態度に「ストレスを感じた」
コクリコラボアンケート
「お子さんの反抗的な態度にストレスを感じましたか?」と質問したところ、「とても感じた」が62.8%でした。「まぁまぁ感じた」の21.8%を合わせると、8割以上のママが中間反抗期にストレスを感じたという結果になりました。
子どもの成長の証と理解していても、想像以上に心を消耗させてしまう実態がうかがえます。
どう乗り越えた? ママたちの中間反抗期の対策
先輩ママたちは中間反抗期をどのように乗り越えたのでしょうか。ここでは、ママたちから寄せられた中間反抗期の対策をご紹介します。
距離をおく
……いったん距離をおくことで、子ども自身も冷静になれる時間をつくった。
……これも成長の段階、と自分にいい聞かせていましたが、自分が疲れているときなどはカチンときて声を荒げていました。物理的な距離を取るのが一番だと思います。子どもが自分で社会に出ていくための準備期間だと思って。
多くのママが実践していたのが、「物理的に距離をおく」という方法でした。無理に向き合おうとせず、あえて少し離れて過ごすことで、言い合いを避けられたり、気持ちを整理できたりするようです。
……家事を中断し、留守をパパに任せて近所のカフェへクールダウンしに行った。
ママも一人になれる時間があると、気持ちに余裕が生まれ、また笑顔で子どもと向き合えるようになりますね。パパのちょっとしたサポートが、大きな支えになります!
うるさくいわない
……一度だけしかいわないからしっかり聞いてね、といってそれっきりいわないことを心がける。
つい口を出したくなるのが親心ですが、この時期は逆効果になることも。ときには「あえて何も言わない」勇気も必要です。
……すべてひとつずつ、指摘していきたいですが、他人に迷惑をかけないことなら大目にみていることもありました。「ママもやったな~でも見つかった」や、イヤホンをいかに髪の毛にごまかしてかくして聞きながら登校したか、とか、学生のときドキドキしながら隠してやってたこと、そのときにしかドキドキしないこと、子ども本人に「大目にみるけど、他人に迷惑かけないこと。自分の命を脅かすことはしないでほしい」とだけ伝えています。
うるさくいわない、でも大切なことだけは伝える。親として大事にしたいスタンスですね。
写真:Paylessimages/イメージマート
話しあう
……あなたはそう思うんだね。でもママはこう思うな。とアイメッセージを伝えるようにしました。
アイメッセージとは、「私」を主語にして、自分の気持ちを伝えるコミュニケーション方法です。「ママはこう感じたよ」と伝えることで、子どもは責められていると感じにくくなり、気持ちが届きやすくなるのかもしれません。
……子どもが話を聞ける態勢が整うまでとにかく待ちます。顔を向き合って話せる姿勢ができたときにもう一度注意を投げかけたりしています。とてもストレスは感じていますが、間違いを伝えないことのほうがよりストレスが溜まってしまうので、伝えたいことはちゃんと伝えるように意識しています。
中間反抗期そのものよりも、いいたいことを我慢し続けるストレスのほうが辛い。これはきっと多くのママの本音なのではないでしょうか。
ママ以外の人から伝えてもらう
……父親を挟んで、緩衝材をおくようにしている。
……人を変えて話をしてもらった(もらっている)。たとえば、私のいうことをきかないときは、夫や祖父母に状況を説明して話してもらう。
毎日接しているママだと、「また怒られる」「口うるさいな」と、反発心が先に立ってしまうのもの。同じ内容でも、パパや祖父母、学校の先生など、いつもと違う相手だと、客観的に耳を傾けやすくなるのかもしれません。
毅然とした態度を取る
……私自身が感情的になってしまうタイプで、子どもが反抗する態度が自分にそっくりで反省しました……。基本的には本人が落ち着くまで流しますが、いいかたがよくなかったり、ものにあたるときは感情を抑えて理性をもって注意するようにしています。感情的に𠮟るより、淡々と注意するほうが我が子には効くようです。
……お友達や先生などにはしないこと。自分がされて嫌なことは相手が家族でもしてはいけないと伝え続けています。反抗されてもダメなものはダメ、ルールはルールと毅然とした態度で対応するように心がけています。
感情的にぶつかるのではなく、「ダメなことはダメ」と一貫した態度を示すこと。社会のルールや人との境界線を教えることは、子どもの成長のために親が果たすべき大切な役割です。
「現在進行形で悩んでいます」というママの声も多数
今回のアンケートでは、中間反抗期のときのうまい接しかたや声かけについて聞きましたが、「逆に教えてほしい!」というママの声もたくさん寄せられました。
……何もうまいこと対応出来ていないので、なんとかしたい……。
……仏の心が必要なのでしょうか? みなさんの回答、ぜひぜひ知りたいですーーー!!
……どう対応してよいかわからず、タイムリーに悩んでいます。参考にさせてください。
なんとかしたい! どう対応したらいいかわからない! ママたちの切実な思いがひしひしと伝わってきます。
……アンガーマネジメントの本を読んで、こちらのマインドから変えようとしたものの、本どおりにはうまくいかないのが現実です。
自分のマインドから変えようと努力してみたというママ。まずは拍手を送りたいです! うまくいかなくても、努力する姿勢そのものが素晴らしいと思います。
……良くないと分かってますが、「なんでそんないいかたするの?」と毎回キレてしまう。いい結果になったことはありません。助けてください。
頭ではわかっていても、感情が先に出てしまう。そんな葛藤を抱えるママも多いのではないでしょうか。
先輩ママから届いた、あたたかいアドバイス&エール
最後に、先輩ママから届いたあたたかいアドバイス&エールをご紹介します。
……5年生になって長男はびっくりするくらい落ち着いたんです。なので、終わりは来るし、そういうお年ごろなのねーと割り切ったほうが楽かもしれません。
……そういう時期だと思って、受け流すしかないかと。でもあまりに酷いときは、怒ってしまいますよね。そんなときは赤ちゃんのころの写真を見返してました。
先輩ママからの「終わりは来る」という言葉には説得力があります。今は大変でも、これは誰しもがとおる成長の一過程。そう割り切ることで、少し気持ちが軽くなります。
怒ってしまった日は、赤ちゃんのころの写真を見返し、心を落ち着かせましょう。
……「一緒に集中タイムしよー」と勉強や宿題のワードを出さないほうが怒りにくい気がする。親も一緒に本を読む、勉強するなどの姿勢が必要だが。あまりうるさくいわないが、やはりよい。
気に障りそうな言葉はいい換えて伝えるという、ママからのアドバイスです。ちょっとした言葉選びで、子どもの心にスッと届くこともあるようです。
……今中間反抗期真っただなかといえばそうなのですが、母としては、あまり感情を出しすぎないのが1番だなと思います。「○○した?」と聞いて「してない」と返ってくると、「なんで!? 何回もいってるのに〜!!」と、怒りを返したくなるのですが、それをすると、子どももイライラしちゃうと思います。我が家では、「いつ宿題するん?」とシンプルに問いかけて、「16時」「おっけー」みたいな、すべてシンプルな会話で終わらすと、親子とも、イライラも少なく、なおかつ約束も決めれるので、次に声かけするまでの猶予ができ、こちらもやたらと気にする手間が省かれると思います。
シンプルな会話で終わらせることで、余計な争いを避け、なおかつ次の声かけまでの余白も確保できる。親子双方の負担を減らしつつ、すぐにでも実践できる方法ですね。我が家でも今日から取りいれたいと思います。
座談会に参加した20歳のお子さんを持つ先輩ママからはより長期的な視点でのアドバイスも。
……中間反抗期で親の姿勢をしっかり見せておくと、大きくなってからの反抗期がほとんどなく、子どものほうから相談してくるようになります。黙ってやるのではなく、親を説得しなさい、というようにいっていたので、自分のやりたいことを認めてもらうプレゼンをするようになりました。ちゃんとやれば親はうんといってくれる関係性を作っておくとよいです。大きくなってから反抗されると、力もあるしお金もあるし、どこかに行ってしまうので、小学校中学年までにやっておくことがおすすめです。
中間反抗期のあとは思春期の反抗期……、子育ては続いていくものです。親子の信頼関係という「土台」を、いまのうちにしっかり築いておくことが大切なのかもしれません。
中間反抗期は親子それぞれのペースで乗り越えよう
今回の調査では、8割以上のママが中間反抗期にストレスを感じていることがわかりました。いっぽうで、ストレスを感じながらも「どう接したらいいのか」を考え、工夫しながら寄り添っているママたちの姿も印象的でした。
座談会のママからは「思春期の反抗期って放っておくのがベストかなと思うのですが、中間反抗期はママの関わりを求めているけど反抗もしたい! という感じなのかな、と実体験を通して感じます」という声があったように、中間反抗期は「甘えたい」と「ほっといてほしい」が入り混じる複雑な時期なのかもしれません。
一筋縄ではいかないからこそ、親子の信頼関係を築く大きなチャンスでもあります。完璧な対応を目指さなくても、向き合おうとするその気持ちこそが、きっとお子さんの未来の土台となるはずです。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
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