上野通明、無伴奏チェロ・リサイタルをサントリーホールにて開催
チェリスト上野通明による『上野通明 チェロ・リサイタル』が2026年5月24日(日)にサントリーホールにて開催されることが決定した。
サントリーホールでの無伴奏チェロ・リサイタルは自身2度目。前回2024年5月の公演では1960年に作曲された黛敏郎の「BUNRAKU」からはじまり、松村禎三、團伊玖磨、武満徹、森円花、そしてこのリサイタルのために藤倉大に委嘱した「UZU(渦)」と、全曲邦人作品で構成し、大反響を呼んだ。今年の9月には、そのリサイタルともシンクロする邦人作品のみを収録した新譜『オリジン』をリリース。その独自の感性が際立つ上野の歩みにも注目が集まっている。
2年の時を経て、2回目となるリサイタルは、J.S.バッハ以来の金字塔とも言える、ベンジャミン・ブリテンの「無伴奏チェロ組曲」全3曲を取り上げる。英国の誇るブリテンが没後50年を迎える節目の年であり、ブリテン独自の世界観をチェロ1本で上野が描く。チケットは2025年12月19日(金)10:00より一般発売。