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「握(AKU)」「LOOK AT ME!」「晩夏(만하)」「Fair Winds」を披露! トークショーには『ALIEN STAGE』のKANGプロデューサーも登壇|「AKUGETSU ファンミーティング in Tokyo」イベントレポート

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年12月20日(土)・22日(日)、韓国出身の歌い手・AKUGETSUさんによる「AKUGETSU ファンミーティング in Tokyo」が、アニメイト池袋本店・アニメイトシアターにて開催されました!

前半のミニライブパートでは、1st Mini Album「握」より「握(AKU)」「LOOK AT ME!」の2曲を披露。KANGプロデューサーも登壇したトークショーでは、年末に新アルバムがリリースされることが発表され、後半ライブパートにて収録曲のうち「晩夏(만하)」「Fair Winds(アコースティックバージョン)」が初披露されました。

AKUGETSUさんが日本で開催する初のイベントということもあり、大きな盛り上がりを見せた今回のファンミーティング。本稿では、21日に開催された本イベントの模様をお届けします。

【写真】「AKUGETSU ファンミーティング in Tokyo」イベントレポート

「日本の皆さんにお会いできて胸がいっぱいです」

AKUGETSUさんが颯爽とステージに登場すると、いよいよ「AKUGETSU ファンミーティング in Tokyo」が開幕!

ギターの生演奏をバックに、1st Mini Album「握」のオープニングトラック「握(AKU)」を歌い始めます。「握月(あくげつ)」——“月を握む”というアーティスト名に込められた思いを表すような歌詞に乗せ、伸びやかで芯のある歌声が会場に響き渡りました。

「皆さんこんにちは。AKUGETSUです!」と日本語で挨拶を挟み「一緒に歌いましょう!」という掛け声とともに始まった2曲目は「LOOK AT ME!」。ポップでアッパーなサウンドに、会場の熱気は一気に上昇。「Look at me! L-l-l-look at me!」のフレーズでは観客のコールも見事に揃い、力強い歌声から透き通るようなハイトーンまで、様々な表現でファンを魅了しました。

オープニングから2曲続けて披露した後はトークショーパートへ。ここでは『ALIEN STAGE』およびアルバム「握」のプロデュースを手掛けたKANG氏も登壇し、通訳を交えながらAKUGETSUさんの音楽観や素顔に迫るトークが展開されました。

まずは日本語で自己紹介を行ったAKUGETSUさん。「今日はこうして日本の皆さんにお会いできて胸がいっぱいです」と、一言一言を丁寧に伝える姿に、会場からは温かい声援が送られます。「日本の皆さんに興味を持っていただけることは、私にとってものすごく大きな意味があります」と、改めて今回のイベントに込めた思いを語りました。

また、KANG氏から歌い手を志したきっかけを問われると、中学生の頃にボーカロイドの初音ミクに出会ったことが原点だと明かすAKUGETSUさん。その流れで“歌い手”という存在を知り、特にGeroさんを憧れ、彼のような歌い手になることが目標だと語りました。

さらに「King Gnu」や「SPYAIR」「Mrs. GREEN APPLE」などのJ-POPアーティストも好んで聴いているというAKUGETSUさんに、KANG氏が「ワンフレーズだけでもお願いします」とまさかの提案。するとAKUGETSUさんは即座に応え「ライラック」をアカペラで披露しました。

伴奏なしとは思えないほどの歌声に、観客は息を飲んで聞き入ります。実際にAKUGETSUさんが歌ってくれることはKANG氏も予想外だったようで、驚きと共に惜しみない賛辞を送っていました。

「また会いに行くので待っててね」──新アルバムより2曲を披露

「原曲にリスペクトを持って、自分なりの解釈で歌うこと」を歌い手としてのモットーに掲げているAKUGETSUさん。「自分が歌った時に(聴いてくれる人に)どんなメリットがあるのかを常に考えている」と語り、日本語の発音などを課題に挙げつつも、「恥ずかしくなってしまう時もあるけれど、僕の曲をたくさん聞いてくれたら嬉しいです」とファンにメッセージを送りました。

ここで、年末にAKUGETSUさんの新アルバムがリリースされることが発表され、客席から大きな歓声が上がります。興奮冷めやらぬ中、新アルバムに収録予定の楽曲から2曲が初披露されました。

後半のミニライブは前半とは趣を変え、ギターとカホンのみの生伴奏によるアコースティックサウンドでお届け。3曲目に披露された「晩夏(만하)」は、「たとえ自分がこの世を去ったとしても、残された人には幸せに生きてほしい」という願いが込められた一曲です。

ステージ中央の椅子に腰かけ、スポットライトを浴びながら歌うAKUGETSUさん。静かな音色にそっと寄り添う歌声は、聴く者に優しく語り掛け、次の一歩へと踏み出す勇気を与えてくれます。

ミニライブも残すところあと1曲。名残惜しむファンに向けて、AKUGETSUさんは「また会いに行くので待っててね」とメッセージを送りました。「それまで、この曲が皆の力になったら良いなと思います」と語り、最後の楽曲をタイトルコール。

ラストを飾った「Fair Winds」は、アルバム「握」に収録されている同曲のアコースティックバージョン。歌い出しのタイミングでフェイントを入れる一幕も挟みつつ、しっとりとしたバラードで会場を包み込みました。

ラストの2曲はいずれも“相手を応援する”というメッセージが込められた楽曲。切なさの中に確かな希望を感じさせる歌声に、会場は鳴りやまぬ拍手で応え、イベントは温かな余韻を残して幕を閉じました。

終演後に行われたサイン会では、AKUGETSUさんがファン一人ひとりと言葉を交わす様子が見られました。日本で初めて開催された今回のファンミーティングは、参加したファンにとって忘れられないイベントになったことでしょう。

【取材・文:柴山夕日 撮影:MoA】

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